28日にキャノンの展示を見てきた。会場はミッドタウンのホール。
これは「ミラノサローネ」で展示した作品を再現したもの、
「響(ひびく)」「躍(おどる)」に「技(わざ)」の部を加えた
体感型のインスタレーションだった。
「響」は、薄幕で作った巨大な3次元曲面に、深海に揺らぐクラゲと、
オーロラの映像を投影したもの。
面白い技術が使われていて、近づいて手を触れると、クラゲが寄ってくる。
足元に設置したセンサーを使っているそうだけど、薄闇の空間では
そうした装置は見えず、なにか魔法が働いているように感じられた。
「躍」は、キヤノンに所属するデザイナーによる作品。
タイトルは「_O_N_L_I_N_E_」
人の輪郭線を抽出して単純な一本の線として画面に投写する、
インタラクティブさが面白い。
動画撮影から投写に至る映像機器の連携、活用方法の提案なんだけど、
その可能性が理解しやすく展示されていた。
「技」は、「響」「躍」で使用した「WUX10」をはじめとした、
キヤノン製品の技術を紹介する展示があった。
夏の日に見る作品としては「響」が面白かったな。
フライヤー
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