2009年8月25日火曜日

Rocet Men ~宇宙へ~


金曜日の夜にワンコインにつられて『宇宙へ』を見てきました。
よかったですよ~

地球の外、月までを目指すNASAの宇宙開発のドキュメンタリーなんですが
衛星軌道から見た青い地球が描く孤、月面の様子、暗黒の空間に光り輝く地球…



これまでにテレビなんかで見たことのある映像だけど、その前後の人間ドラマも
丁寧に描かれていて、面白いです。
そのほかにも、液体燃料で冷えた機体から剥がれ落ちる氷の幕、ロケットを運ぶ
巨大なクローラー、切り離されて燃えゆくエンジン、光り輝くスペースシャトル
など機械好の人も満足できる映像もテンコ盛り!



40年も昔、大したコンピュータもない時代に月面までたどり着いた事実に
改めて驚きます。



作中では、ロケットの爆発、船内火災事故、スペースシャトルの墜ちる姿など
つらい出来事も冷静に取り上げていて、犠牲があってもなお挑戦を続けた姿も
描かれている。



この映画は、小中学生に見せたいと思ったな。

いまいちな点は3つ。
ひとつは、ソビエトの宇宙開発について何も触れていないこと。
ガガーリン少佐の名前くらいは出しても良いのになあと感じましたね。

もうひとつ。ぼくは吹き替え版を見たのですが、エンドロールに
ゴスペラーズの曲を使ったこと。
ゴスペラーズは好きですが、この選曲は違うなあと思います。

人を宇宙に送り出すって、団体戦の極みみたいなものです。
管制(数十人もいる)、機体の開発、現場での運用・整備、飛行士の訓練と食事、
お金の工面、報道・広報 etc...
いろいろな人が力を合わせても、それでも時には失敗しちゃうって困難な仕事。
ひとつのミスで飛行士はあっけなく死んじゃうし。
その映画の締め括りは、オーケストラの音楽が相応しいんじゃないかな。

タイトルも、宇宙を「そら」なんて読ませずに、原題の「Rocet Men」でも
よかったかも。あるいは「Rocket Men ~宇宙へ~」とか。



それでも、全体としてはとてもいいドキュメントです。
1日や水曜日にぜひどうぞ(^^)





それと、豊洲の映画館も快適でした。
まず空間が広い。受付、ショップ、通路のいずれも歩きやすい。
席と席の間、前後のスペースも十分あって、余裕で足が組めるよ。

 

音響もすごくて、ずんずんと体に響いてくる。音がドンと直撃してくる。
最初は大きすぎると感じたくらい。

 

映画館を利用する場合は、駐車場が4時間まで無料になるなど
「やるな豊洲!」と思わせてくれました。


 

金曜の夜遅い時間だけど、メトロの豊洲駅は混雑している。
思った以上に「街」でした。
 

0 件のコメント:

コメントを投稿