2009年8月21日金曜日

ウォレスとグルミット


新作の『ベーカリー街の悪夢』を渋谷のシネマアンジェリカで観てきた。
水曜日は男も1,000円になるありがたい映画館だ。

  

『チーズ・ホリデー』『ペンギンに気をつけろ!』『危機一髪』の過去の短編も
一緒に上映されて、2時間楽しめるお得な特集だった(^^)
デジタルリマスターのおかげで、画面もきれいだったし。

そして、新作の副題は“A Matter Of Loaf And Death”
「パンひと山か死か」...どんな意味だろう?タイトルも凝ってるよな。
ベーカリー街って、ホームズのベーカー街に似ているし、
劇場入口からワクワクさせてくれる。


劇場は小さめ。

そこそこ混み合っている。

こういう上質の映画こそ
満員御礼になってほしいな。



作品は、原点回帰な感じ。
CGを一部に使って画面が明るくなったと思うけど、
クレイアニメの味わいは十分感じられる。

そして怪奇映画風のオープニングとか、パン屋店主の事件現場とか、
ウォレスの発明のアナログ機械とか、サンダー・バードを連想させる
発進とか、思いがけないキャラクターの活劇とか、パロディシーンとか
(二人での陶芸は「ゴースト/ニューヨークの幻」が元ネタだよね)
ラストのブラックさとか、英国的な謎めいたストーリー展開とか、
もう魅力がテンコ盛り。
ウォレス&グルミット好きのポイントをしっかり押さえてくれている。



クレイアニメって、手作りですんごく手間のかかるものだけど、
ニック・パークのセンスとあいまってとても上質な作品になっている。
ヱヴァも気になるけど、これを観てよかった。

帰るときに、ニック・パークのコメントや、宮崎駿のコメントが
壁に掲示されているのに気づいた。こういうの、いいね。

 


映画が終わって21時過ぎ。夕飯の時間だ。
かなり空腹を覚えたので、しっかり肉を食べようと思い
気になっていた「ゴールド・ラッシュ1号店」に行ってみた。

 
店内は混み合っている。さすが人気あるね。

East&West の300gをオーダーした。
熱々の鉄板の上でジュージュー音を立てる。
飛び跳ねる油の粒を避けるために、ペーパーナプキンでしばらくバリア。
そこに店員さんがソースをかけると、ジュワワワ~~!
湯気がモクモクとして、とっても旨そう!

 

食べてみると、いろいろな味を感じる。スパイシーさとチェダーチーズの
マイルドさがマッチしてる。付け合わせのポテトも、ホクホクしてて旨い。
ソースの味もしっかりしているので、ごはんとポテトがよく合っている。
香ばしくて旨いし量も多くて、大満足の夕飯だった。
 

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