日曜日午後のギャラリー巡り。TWS渋谷に続く2軒目は、
松涛のギャラリーTOM。
前々から気になってたけど、訪れるのは初めてだ。
能楽堂を超えて歩いていくと、8月になったばかりなのに
つくつく法師が鳴いている。ちょっと早過ぎないか?
いまは『ぼくたちのつくったもの2009』という展覧会。
これは、1985年からギャラリーTOMが全国の盲学校に呼びかけて
開催してきた盲学校の生徒による造形作品展。
傾けると、雨の音がする
見え方の違いが造形に現れてて面白い。
とくに2階の奥に展示されている、手の作品群は、生命感溢れてる。
これを見て(触って)、わざわざ来てよかったと思った。
1階にある別室では、触察(視覚障害者が鑑賞する本)の本が展示されていた。
新たな試みとして「手で見る北斎」を作っている途中とのこと。
目を閉じて触察の本に触れてみたけれど、よく分からない。
視覚に頼っているので、指や手のひらの感覚が鈍いんだろう。
0 件のコメント:
コメントを投稿