2009年8月31日月曜日
ネオリアル
28日にキャノンの展示を見てきた。会場はミッドタウンのホール。
これは「ミラノサローネ」で展示した作品を再現したもの、
「響(ひびく)」「躍(おどる)」に「技(わざ)」の部を加えた
体感型のインスタレーションだった。
「響」は、薄幕で作った巨大な3次元曲面に、深海に揺らぐクラゲと、
オーロラの映像を投影したもの。
面白い技術が使われていて、近づいて手を触れると、クラゲが寄ってくる。
足元に設置したセンサーを使っているそうだけど、薄闇の空間では
そうした装置は見えず、なにか魔法が働いているように感じられた。
「躍」は、キヤノンに所属するデザイナーによる作品。
タイトルは「_O_N_L_I_N_E_」
人の輪郭線を抽出して単純な一本の線として画面に投写する、
インタラクティブさが面白い。
動画撮影から投写に至る映像機器の連携、活用方法の提案なんだけど、
その可能性が理解しやすく展示されていた。
「技」は、「響」「躍」で使用した「WUX10」をはじめとした、
キヤノン製品の技術を紹介する展示があった。
夏の日に見る作品としては「響」が面白かったな。
フライヤー
政権交代(各新聞の社説)
日経
変化求め民意は鳩山民主政権に賭けた
有権者は「変化」に賭け、民主を中心とする新政権に国政のかじ取りをゆだねた。
結果は衝撃的である。
半世紀余り続いた自民党政治への飽きとともに、前回の衆院選以降に顕著となった自民の統治能力の劣化が有権者の離反を招いたといえる。(民主党の)既得権益に切り込もうとする姿勢が支持されたとみられる。
新政権は発足後直ちに来年度予算編成に取り組まねばならず、政権公約を実現する力が試される。
鳩山氏は民主の政策に欠けている日本経済の成長戦略や財政再建目標などの中・長期ビジョンについても、所信表明演説などできちんと説明する責任を負っている。
政権交代可能な二大政党制を定着させるために、自民は文字通りの「解党的出直し」に取り組む覚悟が求められている。
民主勝利の要因分析、今後の政権運営への課題の指摘、自民党への注文と、
バランスよく論評している。どことなく他人事のような姿勢を感じるけど…
読売
民主党政権実現 変化への期待と重責に応えよ
民意の大変動の要因は、自民党にある。構造改革路線の行き過ぎ、指導者の責任放棄と力量不足、支持団体の離反、長期政権への失望と飽きが、自民党の歴史的敗北につながったと言えよう。
民主党政権に「不安」は感じつつも、一度は政権交代を、との有権者の意識が、それだけ根強かったと見るべきだろう。
しかし必ずしも、民主党への白紙委任を意味するものではない。“選挙用”政権公約にこだわるあまり、国民生活を不安定にさせてはならない。
来年度予算編成でも、景気浮揚に最大限の配慮が必要だ。外交の継続性に留意し、日米同盟を堅持しなければならない。
少数党が多数党を振り回すキャスチングボート政治は、弊害が大きい。民主党は、基本政策で合意できなければ、連立を白紙に戻すこともあり得るとの強い決意で、協議に臨むべきだろう。
官僚と敵対するのではなく、使いこなす力量が問われる。官僚の信頼を得て初めて、政策の遂行が可能になることを知るべきだ。
(自民党は)民主党とともに2大政党制の一角を占め続けるには、解党的出直しが必要だ。
民主党に現実路線を説く。社民党、国民新党との連立に対するスタンスの指摘は正しい。しかし自民党に取って代わるだけでは、つまらないと思うが、読売はどう考えているのだろう。
朝日
民主圧勝 政権交代―民意の雪崩受け止めよ
民意の劇的なうねりのなかで、日本の政治に政権交代という新しいページが開かれた。うねりの原因ははっきりしている。少子高齢化が象徴する日本社会の構造変化、グローバル化の中での地域経済の疲弊。そうした激しい変化に対応できなかった自民党への不信だ。そして、世界同時不況の中で、社会全体に漂う閉塞(へいそく)感と将来への不安である。
(民主党がやるべきことは)政治と行政を透明化することである。天下り、随意契約、官製談合、薬害、そして歴代の自民党政権がひた隠しにしてきた核兵器持ち込みに絡む日米密約……。かつて「消えた年金」を暴いたように、隠されてきたさまざまな闇を徹底的に検証してもらいたい。
民主党のあまりの圧勝ぶりには、新たな不安を覚える有権者も少なくなかろう。
「とにかく政権交代」の掛け声で巨大政党に膨れあがった民主党は、交代を果たした後の自画像をどう描くかが今日から問われる。広がった支持基盤とどういう距離感をもつのか、外交・安全保障での理念やスタンスは……。「民主党とは何か」をもっと明確に出していかねばならない。
格調高いが上から目線の社説
産経
民主党政権 現実路線で国益を守れ 保守再生が自民生き残り策
二大政党制が、ようやく機能した意味は大きい。民主党が自民党批判の受け皿になったのである。問題は、政権交代が目的化し、この国をどうするのかという選択肢がほとんど吟味されぬまま、結論が導かれたことだ。
本来、政権交代のたびに基本政策が大きく変わることは好ましくない。とくに外交・安全保障政策の基軸が揺れ動いては対外的信用を失う。維持されるべき日本政治の方向性とは、日米同盟を基軸とした外交・安保政策の継続であり、構造改革の推進により経済や社会に活力を取り戻すことにほかならない。民主党が現実的な判断に立ち、これらを継承することができないなら、何のための政権交代かということになる。
多くの国民が民主党に閉塞感を払拭することを期待したのも間違いない。
(自民党は)保守政党として民主党への対抗軸を早急に構築し、再生を果たして国民の期待に応える責務がある。
民主が選ばれたのはポピュリズムではないのか?と言いたいようだ。
毎日
衆院選民主圧勝 国民が日本を変えた
民主党に不安を抱きながらも政治を刷新しなければ閉塞状況は打破できない、との国民の切迫感が、すさまじい地殻変動を生んだ。約7割という投票率が国民の関心と、政治のあり方を変える強い意志を物語る。
投票による政権交代という民主主義本来の機能回復を、私たちは政治の進歩として率直に評価したい。
政治、社会の構造変化を抜きにこの激変は説明できまい。
民主党は「生活重視」「脱官僚」をマニフェストに掲げ、自民党が業界重視、官僚主導から脱せぬ中、争点の提示に成功した。
(民主党は)あいまいな外交・安保政策も他党との連立協議の過程で明らかにすべきだ。国民は財源対策の説明のほころびなど、リスク承知で1票を投じた。
(自民党は)真剣な総括なくしては、党存続もおぼつかない。
日本政治は、これまで以上に国民が当事者として参加、監視する新時代を迎えたのだ。
課題作文のようにバランスのよい論評。
朝鮮日報
自民党54年独走に幕、衆院選と韓日関係
今回の総選挙では、「新しい日本」「日本の新たな出発」に対する日本国民の渇望が今まで以上に大きいという事実が浮き彫りとなった。結果として、日本の政策は内外で多かれ少なかれ変化が生じる可能性が高い。
今後における日米同盟の変化は韓日同盟とも協力して進む公算が高い。
民主党が「アジア重視」を掲げたのは、こうした多極体制の軸の一つを日本が担わなければならないという判断があるからだ。米国と並ぶ世界二大国となった中国の浮上をけん制するため、米国一辺倒の政策に代わり、アジア重視を掲げたとの分析も可能だ。日中間の競争がアジアの覇権争いに発展することは、日本と中国はもちろん、アジア全体にとって好ましくない。
民主党が歴史問題で日本がこれまで繰り返してきた過ちを断つことができるか注目される。
やはり韓国の関心は歴史問題なのか。
人民網日本語版 現時点で、この件に関する社説の掲載はない
1995年の結党以来初めて衆院第1党の座を失った自民党
開票結果が続々と明らかになると、自然の台風と政治の台風が同時に襲来したことを人々は悟った。
鳩山次期首相はまず外交能力を試されることになる。外務省がすでに定めた日程により、次期首相は9月21日にニューヨークで一連の国際会議に出席し、演説を行う。気候変動、日米関係、アジア外交、世界経済などの重要議題に対して、鳩山氏が国際舞台でどのような答案を示すかが、民主党政権の安定と展望を左右する。
社説さえないのはなぜ?
CNN.co.jp
衆院選の結果を受けて、米政権は声明を発表。オバマ米大統領が日本の新首相と緊密に連携していくことを期待しており、日米の強固な同盟関係やパートナーシップが今後も発展することを望む、と述べた。
政権交代(諸外国の声明)
アメリカ合衆国
ホワイトハウス報道官の声明
日本国民は、世界有数の民主主義国家における歴史的な選挙に参加した。
米国は、親しい友人・同盟国として、日本の新政権の発足を待つ。
米国は、日本の新しい政権の指導の下、強固な日米同盟と両国の密接な
パートナーシップが今後も発展することを確信している。
オバマ大統領は、世界的、地域的、そして2国間の幅広い問題について、
日本の新しい首相と緊密に協力することを期待している。
ルース駐日米国大使の声明
今回の歴史的な選挙に際し、日本国民に祝意を表すとともに、日米両国が
直面するすべての問題について日本の新しい政府との協力を期待している。
日本と米国は数多くの課題に直面しているが、偉大な民主主義国家である
両国は、協力と友好の精神に基づき、パートナーシップを通じてこれらの
課題に対処していく。
ケリー国務省報道官の声明
私たちは、今回の日本の歴史的選挙に祝意を表し、両国が共有する強い
民主主義の伝統を日本国民と共に再確認する。米国は、多岐にわたる
地球規模の課題や機会について、新政権と早期に緊密な協議を行うことを
期待している。
日米のパートナーシップは、アジア太平洋地域で平和と安定を追求し、
世界各地で共通の価値観を促進するための鍵である。
私たちは、朝鮮半島の非核化の前進、気候変動の脅威への対処と
再生可能エネルギーの利用可能性の向上、アフガニスタンとパキスタンの
安定化、国際的な人道・保健問題への対処において、日本の新しい政権と
緊密に協力していく。ここに挙げた問題は、現代の日米の指導者が直面する
課題のうちの一握りにすぎない。
クリントン国務長官が述べたように、日米同盟は強固であり、引き続き
東アジアの平和と安全のひとつの礎である。私たちは、過去の成功を土台に
これを発展させ、かけがえのない、この同盟関係をさらに強固なものに
していくために、日本の新しい政権と協力する機会を歓迎する。
イギリス
駐日英国大使ステートメント
私たちは、日本の新政権と、国際的な問題について幅広くともに取り組んで
いきたいと考えています。日英は、長年にわたり、極めて緊密、かつ、
生産的な関係を享受してきました。今後も引き続き、協力して行きたいと
考えています。
これから先数ヶ月間、気候変動への取り組み、世界的な減速経済からの回復、
核の拡散及びテロなど安全保障に対する脅威など、私たちは、差し迫った
数多くのグローバルな課題に直面します。日英両国の緊密な協力がこうした
分野において極めて重要となります。
他のG7の国(フランス、ドイツ、イタリア、カナダ、欧州連合)は声明なし
G20の国では、ロシア、中国、ブラジル、オーストラリア、アルゼンチン、
インド、インドネシア、メキシコ、サウジアラビア、南アフリカ共和国、
韓国、トルコはコメント無し。インドとインドネシアはWebサイトさえない…
ホワイトハウス報道官の声明
日本国民は、世界有数の民主主義国家における歴史的な選挙に参加した。
米国は、親しい友人・同盟国として、日本の新政権の発足を待つ。
米国は、日本の新しい政権の指導の下、強固な日米同盟と両国の密接な
パートナーシップが今後も発展することを確信している。
オバマ大統領は、世界的、地域的、そして2国間の幅広い問題について、
日本の新しい首相と緊密に協力することを期待している。
ルース駐日米国大使の声明
今回の歴史的な選挙に際し、日本国民に祝意を表すとともに、日米両国が
直面するすべての問題について日本の新しい政府との協力を期待している。
日本と米国は数多くの課題に直面しているが、偉大な民主主義国家である
両国は、協力と友好の精神に基づき、パートナーシップを通じてこれらの
課題に対処していく。
ケリー国務省報道官の声明
私たちは、今回の日本の歴史的選挙に祝意を表し、両国が共有する強い
民主主義の伝統を日本国民と共に再確認する。米国は、多岐にわたる
地球規模の課題や機会について、新政権と早期に緊密な協議を行うことを
期待している。
日米のパートナーシップは、アジア太平洋地域で平和と安定を追求し、
世界各地で共通の価値観を促進するための鍵である。
私たちは、朝鮮半島の非核化の前進、気候変動の脅威への対処と
再生可能エネルギーの利用可能性の向上、アフガニスタンとパキスタンの
安定化、国際的な人道・保健問題への対処において、日本の新しい政権と
緊密に協力していく。ここに挙げた問題は、現代の日米の指導者が直面する
課題のうちの一握りにすぎない。
クリントン国務長官が述べたように、日米同盟は強固であり、引き続き
東アジアの平和と安全のひとつの礎である。私たちは、過去の成功を土台に
これを発展させ、かけがえのない、この同盟関係をさらに強固なものに
していくために、日本の新しい政権と協力する機会を歓迎する。
イギリス
駐日英国大使ステートメント
私たちは、日本の新政権と、国際的な問題について幅広くともに取り組んで
いきたいと考えています。日英は、長年にわたり、極めて緊密、かつ、
生産的な関係を享受してきました。今後も引き続き、協力して行きたいと
考えています。
これから先数ヶ月間、気候変動への取り組み、世界的な減速経済からの回復、
核の拡散及びテロなど安全保障に対する脅威など、私たちは、差し迫った
数多くのグローバルな課題に直面します。日英両国の緊密な協力がこうした
分野において極めて重要となります。
他のG7の国(フランス、ドイツ、イタリア、カナダ、欧州連合)は声明なし
G20の国では、ロシア、中国、ブラジル、オーストラリア、アルゼンチン、
インド、インドネシア、メキシコ、サウジアラビア、南アフリカ共和国、
韓国、トルコはコメント無し。インドとインドネシアはWebサイトさえない…
イエスとマック
東京1区で名をはせる泡沫候補の又吉イエスとマック赤坂。
2007年の参院選ではマックが又吉を上回る得票だった。
今回の衆院選挙では幸福の科学も含めて、当選とは遠い世界で
競争を繰り広げた。
その結果は...
1位 前田禎信 652 (0.21%)
2位 又吉イエス 718 (0.24%)
3位 マック赤坂 987 (0.33%)
4位 黒沢武邦 1,300 (0.43%)
5位 野沢哲夫 1,418 (0.47%)
6位 田中順子 2,718 (0.90%)
7位 冨田直樹 19,288(6.45%)
比8位 与謝野馨 130,030(43.5%)
当9位 海江田万里 141,742(47.4%)
過去2回の衆院選で1位を守り続けた又吉イエスがついに陥落。
選挙ポスターさえ掲示しない前田某の正体不明ぶりには
さすがのイエス様も敵わなかったようだ。
マック赤坂と又吉イエスは来年の参院選挙に参戦するのか?
引き続き注目したいと思います。
そして、海江田さんと与謝野さんには国政でがんばってもらいましょう。
正午頃。参院選挙や都議選のときよりも人出が多い。
候補者が多くて「書き間違えた」人もいるんじゃないかな。
最高裁判所裁判官の審判。
今回は一票の格差について考え方を正す運動があった。
「民主」と書く人多いなあと、立会人の人たちは感じたんだろうね。
思った以上に若い人たちが投票に来たという印象だ。
2009年8月30日日曜日
麻生太郎
29日の昼過ぎに鎌倉駅を出たら、日の丸を持った人が大勢いて騒がしい。
何かと思ったら、麻生太郎が来るという。
自民党から出る最後の総理大臣かも知れない、と思ったので見物することにした。
神奈川四区の候補という人が、人混みの中を行ったり来たりして、
しきりと握手をしている。
そのうちに、取り巻きが応援演説を始めた。
ずいぶん待ったけど、麻生太郎の登壇まで、それでもまだ30分以上あるという。
その間に昼ご飯にすることにした。
待った甲斐あって、やっと登場。
思った以上に声の通らないお人だった。なにか民主党の悪口を言ったり、
昔は良かったみたいな話をしている。ときどき人混みの中にいる自民党員らしい人が
そうだ!とかいいぞ!みたいな合いの手を入れている。
最後の「勝つぞ!」というシュプレヒコールだけはよく聞こえた。
今日、どんな結果になるか、とても楽しみだ。
2009年8月29日土曜日
デリセレクで買い物
行ってみました。
由比ヶ浜に行く道すがら、海の家での昼ご飯よりも面白いだろうと思って
デリセレクで買うことにした。
入り口右手に「キオスク」ができてる。中央は焼きたてパンでこれは同じ。
カウンターに並ぶお総菜類が大幅にバージョンアップしている。
これとても旨かった。
聘珍樓のチンジャオロース、コロッケ、タイカレー、ガバオ&温泉卵を買い求めた。
セルフレジ
これまでのレジカウンターに加えて、セルフレジが増えた。
とくにランチタイムに重宝しそうだ。
価格は前より少し上がった感じがするけれど、お味は期待通り、美味しかったよ。
帰り道、21時過ぎに覗いてみたら、一部は前と同じく30~50%offになっていた。
定価のまま頑張ってるところもあって、お店毎に考え方が違うよだ。
ここがどんな売り場になっていくか、まずはお手並み拝見。期待してるよん。
多摩川渓谷でカキ氷
2009年8月28日金曜日
デリセレクです
アトレ品川3階にある「クイーンズ伊勢丹」がデリゾーンを
改装した。そういえばずいぶんと長い間、工事していた印象だ。
数日前から通路に予告が書かれ、28日の朝刊に折込が入っていた。
Deli seleQで、デリセレクと読むようだ。
品川経済新聞にも21日付の記事があった。
地元のことはここが一番早いなあ。
「アトレ品川「クイーンズ伊勢丹」のデリゾーン改装-聘珍楼も出店」
聘珍楼はスーパー発出店らしい。イタリアン、洋総菜、とんかつ、
おにぎりやたい焼きもあって、便利になりそう。
30日の夜にここで夕飯を買って、選挙速報を見ることにしようかな。
ゆきてかえらぬ
細谷巖アートディレクション展を見ようと27日の夜に出かけていったものの
19時までに間に合わなかった。仕方が無いので銀座芸術研究所を覗いたら
伊藤典子個展「ゆきてかへらぬ」というのをやっていた。
It had gone and it never returns....
行きっぱなし?
伊藤典子という人は、三重県でずっと引きこもって絵ばかり
描いている人らしい。羨ましいような気もする。
正規の美術教育を受けたわけでなく、描きたいように筆を
執ってきたそうだ。
ぱっと見には漫画に影響を受けた子供の絵のようだ。
アクリルに見えるけど、油絵らしい。乾かすの大変そう。
これもアウトサイダーアートと分類されるのかな。
絵の内容はグロテスク(蛭の大群に血を吸われる少女とか…)。
奈良美智のようになりたいのかは分からないけど、心の闇が
前面に出ている絵を誰が買うんだろう。インパクトはあるけど。
画廊の人がグロな絵を集めてると言っていたので、
意外と需要があるのかもしれない。いろいろあるなあ。
ソーメンもサービス中(^^)
麻布十番納涼まつり
先週の金曜日、麻布十番納涼まつりに立ち寄ってみました。
六本木からAXISギャラリーを通って麻布十番まで歩きました。
飯倉片町から一の橋までの首都高の下(永坂)は暗い夜道で、
普段だったら歩こうとは考えなかったかな。
それでも飯倉片町すぐのところには雰囲気のいいバーガー
ショップがあって、メニューを覗き込んだら、気のいい店員さんが
ニコニコしながら出てきて席を勧めてくれる。
思わず中に入りそうになったけど、いや、今日は屋台が目的と
なんとかスルーできた。
新一の橋交差点の手前くらいで、踊り子(?)の集団と一緒に
なって、祭りに近づいた感じがする。
首都高の一ノ橋JCTの辺りが祭りの会場で、すごく賑わっている。
通りを使っていろいろな出店があるんだけど、今日の目的は
「国際バザール」で各国の料理を食べること。
人混みの中に入っていきましたよ。
まずイタリアのブースで、ライスコロッケを買いました。
チュニジアのブースは長い行列。クスクスが大人気。
次はアルゼンチンのチョリパン、500円。
のんびりしたブースで待たされたけど、味はよかった。
その次はフィリピンのバーベキュー一串350円。
フィリピンとバーベキューに何の関係があるのかが
分からないけど、旨かったからいいや。
お次は、知人の知人がやっているタイ料理屋のブース。
タイの厚揚げ500円と焼きそば500円。
焼きそばはピリッとしてかなり旨かった。これで500円は納得!
ちなみに、知人は小笠原のブースに行き、後日「島のラム酒は
きつかった」と嬉しそうに感想を聞かせてくれました。
来年のお祭りが今から楽しみだ(^^)v
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