2010年2月9日火曜日

岡山を研究する


ひょんなことから、岡山とご縁ができそうです。
Insideout/Tokyo project で「岡野屋旅館再生プロジェクト」を
担当する一人になったからです。

でも、岡山はこれまでに行ったことはなく、過去に出遭った
岡山出身のお人は一人しかいないくらい、遠い国だった。

岡山を知るには、まず何から手をつければいいか?
そりゃ文化を知るには食からだろう、というわけで、
先週末の夜に南青山の「備前さび助」に行ってきました。

外苑東通りに面していて、登り窯をイメージしたという
アーチ状の入口が個性的。期待感でワクワクします。



岡山出身のご亭主が瀬戸内から仕入れる旬の魚介類を使って
備前(=岡山)の郷土料理を振舞ってくれるお店です。
備前焼のギャラリーでもあって、焼き物を売ってもいます。

店内は煉瓦張りのドームで、少し暗くそして適度に狭く
窯の中を思わせてくれます。



所狭しと備前焼が並べてあり、料理を待つ間も楽しいですね。
この店はギャラリーでもあって、手にとってじっくりと見ることができます。

恥ずかしながら、ついこの間まで、備前焼と岡山とが結びついて
いなかったくらい何も知らなかったので
(はぁ、備前焼ゆうのがあるそうでんな...ってな状態です)
いい勉強をさせてもらいました。

一口に備前焼といっても、色は褐色から黒に近い色まで、手に触れる感触もザラザラしたのから艶々としたものまであって、見比べるとけっこうバリエーションがあると分かります。

ご一緒した方が備前に詳しいお人で、その人と女将さんの話が大変に面白く、ぼく自身も、焼き物に興味を覚えてきました。



今回楽しみにしていたのが、このままかりの唐揚げ(^^)


他に蛸の煮物、穴子の白焼きなどをアテに岡山の地酒をいただきました。

この店は岡山の郷土料理を備前焼の面白い器で楽しめ、話好きの女将さんも
いるのでかなり食事が盛り上がります。お勧めです!

そうそう、ココの女将さんの日笠さんは、おかやま観光特使でもあるので、
岡山について知りたい!というとき、相談に行くといいでしょう。
親切に教えてくれますよ!
 

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