2010年2月18日木曜日
無人島プロダクションへ
もうすぐ移転の無人島プロダクションに行ってきた。
「移動 ~無人島 in 高円寺での最初で最後のグループ展~」
を見るためだ。
この小さな店を高円寺に開いて4年という。
ちょうどオープンした頃に、近くに担当ビルを持っていた。
もっと早く気付いていればな~と思うけど、
ご縁がないと、側にいても気付かないのは人と一緒です。
8人の仲間の作家(マネジメント契約はあるけど)が
作品を展示していて、それを丁寧に解説してもらった。
名前だけ知っていた、Chim↑Pom の作品も初めて見た。
八木良太、田口行弘、八谷和彦の作品もよかった。
「わたし、ここが日本で一番の場所だと思ってる。
外国人にもだいぶ認識されてきて、訪ねてくれたりする人も
増えてきたんだよ。ここが日本一っていうと、うんうんとか
言いながら目は笑ってるけど。」
小さな場所に愛着を込めて仕事をしてきたことがわかる。
ここはギャラリーではなくアートマネジメント会社なので
引っ越しの苦労もより多いと社長が言っていた。
「会社だから登記も変えないといけないし、3月の申告も
別の税務署。あ~やること多くてキーッてなっちゃう。
早く作品売りたいな、イベント作りたいなっって思うよ。」
次の場所は(身内の人たちは別にして)一斉に知らせたいからと
この日は明らかにされず。来週にはうまくいったらWEBに載るそうだ。
「次の場所はね、ここより2倍くらいの大きさかな。居酒屋の跡で、
厨房もあるよ。そこ事務所にするの。で『らっしゃい!』とかいって
迎えるんだ。」
「内装はどうしようかな。天井を取っ払いたいだけど、
上階にオーナーがいて、その人が言うには上で何時もカラオケを
やっているから、天井をなくすとうるさいって」
新しい場所を楽しそうに語っていた。
年末頃まで移転先さえ決まっていなかったのが、物件が見つかって
よかったと思う。
新しくオープンしたら、次はもちっと間を詰めて訪ねてみよう。
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