2010年2月13日土曜日
文化庁メディア芸術祭2009
11日に、行ってきました。
入場無料ということもあってすごく賑わってます。
会場は新国立美術館
ベアリング・グロッケン II
真球に近いベアリングの球(とても硬い)を、鋼を磨き込んだ鉄琴にあてる楽器。機械の上部にある射出口から鋼球がでてきて、放物線を描きながら鉄琴上を跳躍するのが面白い。
Nicolas CLAUSSの[MMIX]
札束の服をまとったサルが、地球をこねくり回す。
これの隣にあった、[MOONBELL (Selene / Kaguya Lunar Sound)]もUIが優れていてよかった。
今回、もっとも意義ある作品と思ったのがコレ。
[Tuvalu Visualization Project]
ツバルがどこにあって、島で暮らす人たちがどんな顔をしていて、その人達が海水面の上昇に何を感じているのかが、とてもよく分かる。
このプロジェクトの、webページもあるんだね。
Nemo Observatorium(右)は、見かけ倒しなところがある。楽しいけど。
静止画では、鈴川 洋平のboyがよかった。品川駅が舞台だから(^^)
Braun Tube Jazz Bandは人気あった。
作者の和田永さんが目の前で演奏してくれる。
今回のアート部門の大賞は growth modeling device という
生長するタマネギをレーザで測距して、それを再現すというものだけど
それのどこがアートなのかは、今ひとつよく分からなかった。
技術にはすごく感心したけど。
エンターテインメント部門の電気グルーヴ/Fake It!は、
とても笑える作品だった。これは気に入った。
日日の音色(右)は楽しい作品だ。動画はこちら。
今回の展示作品達を、アートなのかというと「はてな?」となるけど
テクノロジイをつかって楽しんでしまおう!
というスタンスで見れば、大成功なお祭りだろう。
この楽しさを、他の国にも広げていこうぜ!ってなれば
文化庁もお金を使った甲斐があるってモノです。
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