JR東日本は山手線29駅のホームに
青色発光ダイオード(LED)を導入すると発表した。
10月末までに山手線全駅への設置を終える見込みだという。
これは、駅の端に取り付けることで、事故(飛び込みとともに
落書きやポイ捨てなどの行為)を減らそうというもの。
品川駅には先行的に取り付けられている。
なぜ青かというと、青い光には鎮静作用があり、
人の心を冷静にする効果があるから。
ちなみに赤い光は、感情的興奮や刺激を増す効果がある。
このことは、学術的にも立証されているそうだ。
駅のホームでは、発車ベルの変わりに各駅ごとの音、例えば
恵比寿駅のタッラララ~ン♪とか、を使っているけれど、
それに加えて今度は光を試すようだ。
色や音といった基本的な環境を構成する要素を、新たな問題解決
の手段に活かそうというのは面白い。
ただ、事故防止ということではホームドアの効果が抜群なので
こうした色や音の工夫と合わせて、一日も早く導入が完了するように
JRにはがんばってほしい。
JR東日本リリース
山手線への可動式ホーム柵の導入について
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