『引込線』を見るために、所沢まで行ってきました。
所沢駅で降りたのって、初めてのような気がします。
ライオンズ球場に行くときに通り過ぎるばかりの場所でしたから。
これは、所沢に住む美術家が考えた、
作家主導のアートイベントと聞いて
興味を持ったんだ。
会場は、西武鉄道の整備工場(旧所沢車両工場)と、
普段は足を踏み入れることができない特殊な空間というのもいい。
会場は3つに分かれていて、1と2が隣り合い、3は奥まった
ところにある。
戸谷成雄の『雷神-09』が迎えてくれる。
見えなければ存在しないのか?の問いかけは貴重
全体として、インスタレーションや彫刻・造形物が多くて、
空間の広さと合っていると思った。
工場跡にはビデオアートよりも、存在感のある物がいいな。
車と千枚のポスターで作られている
石原友明『光』とは言いながら、会場にあるのは意味不明な物ばかり。
36人の作家が、思い思いに作品を作っている感じだ。
謎のくす玉に手を伸ばしてみるものの、届かねぇ~
バイトに出かけたのか、不在だった。
この作家とは港南口ですれ違っているのかも知れないな。
学園祭のように雑多な、その分生き生きとしている空間だと感じた。
見るために70分程の時間を取っていたんだけど、あっという間に
閉館時間になってしまった。かなり楽しい展覧会だ。
所沢ビエンナーレのこれからに期待できるね。
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