2009年9月24日木曜日

線の迷宮・番外編‏


目黒区立美術館で見てきました。

目黒川沿いの入口から建物に入るときに、目の前に黒猫が
飛び出してきた。男の子に追いかけられて必死で逃げている。
ぼくの目の前に飛び出し、ぐっと屈んだと思うと、また走り出した。
その一瞬に、猫の小さい体から、躍動感、生命感が強く感じられて
びっくりした。これが野生ってこと?

 

さて、版画というと、浮世絵?とか、リキテンスタイン?とかを
連想しますが(その程度の認識なのです^^; )、ここでは
日本の作家による70年代の現代版画を展示していました。

 

草間彌生の若い頃の作品もありましたよ。
直前に聞いたAITのレクチャーに登場した作家の作品なので
さらに興味深かった。
並んでいる版画作品の中でも、引き寄せられる魅力がある。

 

そのほかにも足を止める作品がいくつかあり面白かった。
手書きでは出せない雰囲気、心象風景の描写があること、
それと版画の様々な技法が紹介されているのも参考になった。
高校生の頃、授業で銅版画を作ったな、と思い出しながら
展示を見ていた。

お勧めというほどではないけれど、目黒の散歩とあわせるといいかな。


外に出たらもう日が暮れていた。

 

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