2009年9月9日水曜日

環境確保条例第117条


条例の定めで、ある土地の土壌汚染調査をすることになった。

これまでに聞いている履歴や古い地図を見る限り、幸いなことに
汚染の危険性は低いと考えられる。
例えば、ず~っと畑で、今は宅地(戸建住宅)なんて場所だと
まあ恐れは低い。反対に工場や操車場なんかがあると、もう、
ほぼ確実に汚染物質が見つかる。

そこで、その履歴を調べ、問題がなさそうなことを確認して、
「履歴調査報告書」を環境局に提出することで調査完了、という
方針を立てた。

まずは地歴調査の一環で登記所へ。
昔の所有者を調べるため、閉鎖登記簿も求めることになる。
いまの登記簿ならコンピュータ化されていることもあって
すぐに出てくるんだけど、閉鎖登記簿は係の人がコピーを
とるので時間がかかる。



5分くらいでまず今の登記簿と公図の写しがもらえる。
その後、20分程度で閉鎖登記簿が出てきた。
思ったより待ち時間が短くて嬉しい(^^)

…が、昭和19年以前の動きが良く分からない。
(判読しづらいということもあるので、困る)
仕方が無いので、旧土地台帳を探してきてもらう。
10分程度待って、台帳を見せてもらう。
ページを繰っていくと...やはりよく分からない点が残るが
概ね満足できる結果。


地歴調査には旧土地台帳も役に立つ。
台帳そのものを閲覧できるから、近隣の過去も知ることが出来る。

今日の調査はここまで。あとは事務所で調査報告書を下書きし、
窓口で相談することにする。
調査方針通りに進めばいいけど、窓口で新たな事実が分かるかも
しれない。
なにせ土地という奴は、地下に何かが埋まっていても少しも
不思議じゃない、と思えるくらいに、全く油断がならないんだ。


登記所の人から聞いたけど、16時以降は勤務シフトの都合で
窓口から人が減る。でも来客は減らない。
つまり、待ち時間が長くなりやすいので、夕方を避けたほうが
いいらしい。参考にしよう。
 

0 件のコメント:

コメントを投稿