今日の日経夕刊に、東京建物の広告が載っている。
内容は、天王洲(東品川)の一棟売りビル。
平成4年築、10階建て、建築面積40坪程度のペンシルビルで
売値は5億9,800万円。
賃貸面積は約300坪くらい、かな。上手くすれば10%近くで回るか?
でも、数年後からは修繕に手のかかるようになる。
しかも現在は空室。
売買で仲介手数料払って、リーシングでまた仲介手数料払って
建物の美装工事をして...じゃあ、仮にお金が借りられたとしても、
苦労の割に数%の利回りがやっと、だろうなあ。
東京建物としてはいい商売になるけどね。
一方で、丸の内のパシフィックセンチュリーは、セキュアードが
1400億円(CAPレート3.5%)で買うらしい。
セキュアードキャピタルの
リリース八重洲口とはいえ丸の内。しかもJRの周辺開発によって環境は
ぐっとよくなっている。今後も安定的に稼げる物件だろうし
セキュアードキャピタルの看板物件にもなるだろう。
ダヴィンチが、PCCWから¥2000億で取得して運用してきたけど
結局は転かした案件を上手に拾ったことになるね。
約600億円の損の多くはノンリコローンの出し手がかぶったことに
なるんだろうに、またお金を調達できるってのがすごいなあ。
良い物件にはお金が集まるんだな。
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