事業仕分けに思う‏

税金が高いな～と、ほとんどの人は思うんじゃないかな。
で、無駄遣いしているんだろうという疑心暗鬼があって、
だから蓮舫さんが「キビしくキツい」姿勢で大活躍した
事業仕分けがウケたんだろうな。

個々事業では、仕訳人の判断に納得できない（怒）という声も
たくさんあるようだけど、事業予算が国民の前に見えやすく
出されたことに、まず意味があった。

しかし、よく考えてみれば、これまでは、担当省庁の官僚が
自民党族議員と財務省主計局を説得すれば予算を獲得できたわけで、
それは仕分け人や国民に説明して説得するほどの情熱は不要だったろう。

これからは人口減少社会になるのだから、予算配分（投資）の
判断基準は変えていく必要がある。
この仕訳を契機に、今後は、国民の理解・納得を得る形で
予算編成されるようになるといい。

まずは仕訳の成果と考え方を反映した予算が組めるかどうかが
次の山場かな。

次は「事業仕分け」の「キビしくキツい」姿勢を、事業執行にも
向けてほしい。仕事のプロセスの中にも「ヌルくてユルい」とこが
たくさんあるはずで、それをギュっと絞ってみてほしい。

そうして、公共の仕事は無駄がなくてスピーディー！さすがだ！！
と国民が思うくらいになればいい。


納税は義務と分かっているけれど、「どうぞ自由に使って」という
白紙委任ではない。
少なくともOBの仕事しない役員には使ってもらいたくないゾ！

納得できる事業に、納得できる仕事ぶりでお金を使ってもらいたい。