11月30日のレクチャーで、ことしのAAF学校も最終回。
この日はアサヒビール芸術文化財団の加藤さんと
カクマクシャカ(角膜釈迦)の対談だった。
サラリーマンであり古い時代のアクティビスとでもある
加藤さんの話は、僕には興味深かった。
会場から質問で、「表現をしてそれを弾かれたときに
どうすればいいのか」に対して、一度で届くことはない
何かを変えるには5年くらいは取り組まないと通じない。
「ていねいに、何度でも、届くまで」という回答は
経験に基づいた助言だと思った。
カクマクシャカも「弾かれされたら僕もショックを受ける、
でも届くまで唄う」と言っていた。ああやっぱり。
表現している人も、はじかれたら辛いのは同じ、いやむしろ
一人で、剥き身でぶつかるんだから、組織人の何倍も
がんばってるんだな。
休憩の間に、振る舞いのチキンカレーをパクつく。旨い(^^)
その後、会場はダンスフロアになり、カクマクシャカ本領発揮!
楽しい夜だ。
このプログラムは、
アートNPOリンクの樋口さんが
コーディネートされたものだけど、課題意識に加え、たぶん自らが
会って話を聞きたい人たちを選んだだけあって、とても内容の濃い
レクチャーシリーズだった。
第8回の
松原明さんによるファンドレイジングの話はこれから役立ちそうだし、
また第1回、第3回、第6回では、いろいろと気づくことができた。
来年も機会を見つけて、また参加しようと思う。
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