2009年7月8日水曜日
東京の都市づくりビジョン
東京都が「東京の都市づくりビジョン(改定)」(素案)を出して、
意見を募集すると発表しました。
東京都都市整備局 報道発表
結構な大部なので、読み込むのに時間が掛かります。
芝浦、港南にとくに関係しそうなのは、第3章 第4で
センター・コア再生ゾーンの地域像
品川・田町・芝浦
・ 品川駅を中心とした鉄道施設の機能更新や
駅前広場・歩行者空間などの都市基盤整備に
より、広域交通の拠点性を強化し、東京と
国内外を結ぶサウスゲートにふさわしい交通
結節点を形成
・ 品川駅周辺では、新幹線や羽田空港などへの
アクセスの利便性、臨海部、東京南部の産業と
も連携する立地特性や、運河などの資源を生か
し、業務、商業、研究、交流、宿泊、居住など
の多様な機能が集積する、新拠点を形成
・ 田町・芝浦では、大規模な低・未利用地に
おける業務、商業、文化機能が複合した開発や、
既存市街地の街区再編、機能更新など、計画的な
土地利用転換が進み、縦横に巡る運河を生かした
水辺の住宅など、魅力的な複合市街地を形成
・ 都心に近接した利便性と、恵まれた緑や運河
の水面を生かし、魅力的なデザインの都市型
住宅が立地する都心居住の拠点を形成
・ 東京湾からの「風の道」の確保や、大規模
公園、緑地、運河などを活用した水と緑のネット
ワーク、下水再生水や下水熱の有効利用などに
より、環境負荷を軽減する先進的な環境モデル
都市を形成
東京湾ウォーターフロント活性化ゾーンの地域像
竹芝・天王洲の将来像
○ 縦横に張り巡らされた運河と市街地
とが一体となった水辺空間の再生・
創造が進み、居住、業務、物流などの
機能が適切に配置された市街地を
形成
(竹芝)
・ 都有施設の土地利用転換を契機に
周辺開発が進み、東京港や運河など
の豊かな水辺や、浜離宮恩賜庭園、
旧芝離宮恩賜庭園などの歴史的資産、
客船ターミナルやホテルなどの施設を
生かした、個性ある都市空間を形成
(天王洲・東品川)
・ 内陸部や空港へのアクセスの利便性を生かし、
業務、商業、居住、文化などの機能が複合した、
にぎわいと魅力のある市街地を形成
・ 護岸や遊歩道の整備、運河沿いの緑化やライト
アップ、運河に顔を向けた建築物など、回遊性が
あり、船からの視点も配慮した魅力ある水域景観
を形成
品川駅(高輪口)の整備、「風の道」の確保、水と緑のネットワーク形成、
下水再生水や下水熱の有効利用といったことに目新しさはないけれど、
そのビジョンには共感できる。
ここに住まう人、働く人、遊びに来る人(通過する人も増えるね)、が
満足できるまちづくりが大切で、一市民として、ぼくはどんなことが
できるだろう。そんなことを考えている。
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