2009年11月19日木曜日
iPhoneの音質(T_T)
後付のイヤフォン(ノイズキャンセル:NC)を使うことで、
うん快適!と思っていたのですが。
今更ながら、型落ちのウォークマン(NW-S716)と比べてみたら...
NW-S716 1.8型液晶、解像度は320×240
ウォークマンのほうが音がいい。
ソニーの勝ち!
標準のイヤフォン(NC機能あり)なのですが、一つ一つの音がクリア。
音楽に疎いぼくでも違いが分かるんだから、これはもう、かなりの差が
あるんだろうね。ウォークマンの名に相応しいと思ったよ。
NW-S716のスペックは、4GBメモリ+NC機能+静止画・動画再生対応+
FMチューナーで、今となっては、ごく普通のmp3プレイヤーだ。
それでも音楽を聴くだけなら、やっぱりウォークマンだな。
しばらくはiPhoneと、ウォークマンの併用してみよう。
iPhoneは、ネット端末として、また写真や動画を撮って遊ぶ機械として
持ち歩き、NW-S716は音楽プレーヤーに特化して、と。
う~ん、荷物が減らないなあ。
ちなみにウォークマンの最新モデルは、ワンセグ+bluetooth+
+無線LAN+大画面化+大容量化という風に進化している。
ウォークマンでもYouTubeが使えるのね。
ノイズキャンセル一体型、ってのが便利がいい。
ただ、なんかこいつのコードがどうも滑りが悪いというか。
襟や鞄に引っかかりやすいのが気になる...
10月発売の新製品“一緒に歌えるウォークマン”では、改良されたんだろうか?
ここでNW-S716とiPhone3GSを、メディアプレーヤーとして比べてみた。
液晶:
液晶は発色もよくとても綺麗。さすがはソニー、美麗だわ(^^)
ただ、このサイズで長い動画を見る気にはなれない。
数秒から数十秒程度の、デジカメやケータイで撮った短い動画を
持ち歩くのにいいかな。
iPhoneは画面も大きく、見やすい。動画はiPhoneの独壇場だ。
音質:
NW-S716に付属するイヤフォンは音質がいい。
ただNC機能はこのイヤフォンとの組合わせでなければ使えない。
イヤフォンユニットに外部音を取り込むマイクがあるためだ。
なので、イヤフォンジャックは特殊な形状をしている。
純正以外のイヤフォンを本体につけて使用することもできるけど、
その場合NC機能は使用不可。
標準仕様で使って、という設計思想なのね。
壊れたら、ソニーの思う壺...
iPhone付属のイヤフォンは、見た目はいい。
これは音質を云々する代物ではないね。
バッテリー:
バッテリーの持ちは良い。スタミナの名は伊達じゃない。
タフなおかげで、ボイスレコーダーとしても安心して使える。
それに比べてiPhoneは、電気をよく喰うね~
省エネという視点で見るとアメリカンな設計だと感じます。
操作性と専用ソフト:
操作性は,,,
まあ旧型ですから。
iPhoneの快適なUIと比べると、NW-S716はなんじゃこれ?
というレベル。
直感的に操作できない。レスポンスはいいけど。
iPhoneは、手にとっていじっているだけで楽しくなるから、
その差は果てしなく大きいな。
x-アプリは、SonicStageよりはずいぶんと操作性がよくなってるし
PodCastにも対応したけど、iTunesに比べると、レスポンスなど
操作性はまだ負けてる。
ぼくのPCが古い(いまだにP4 2.4GHz)せいもあるけど、x-アプリを
入れたら、なんだか考え込むようになっちゃったよ...
もっと軽く、そしてx-Pict Storyやx-ScrapBookが遊び道具として
定着すれば、iTunesに勝てるかな。
「x-Pict Story」が面白そう(^^)
写真と音楽を選ぶと、簡単に映像を出力してくれる。
NW-S716は、音楽だけドラッグ&ドロップでコピーできない設計思想
(著作権保護が目的だけど、iPodのマネにしか映らない)で作られ、
使い勝手がとっても悪い。
だから音楽を転送するにはx-アプリが必須で、センスないソフトに
無理やり付き合わされて不便極まりない。
こいつもWindows Media Player で転送できると便利なんだけどな。
(S73以降はドラッグ&ドロップにも対応した。そりゃ当然でしょう)
感想
どちらか選べ、となったらiPhoneになるな。それはまあ、当然。
iPhoneはネットにつながるし。
iPhoneとNW-S716との評価では、操作性の差が大きいな。
音楽を聴く機械として比べたら、ソニーの型遅れの中級品が
Appleの最新機種をずっと上回っているのにね。
「携帯するメディアプレイヤー」だから、音だけ優れていてもダメで、
操作系や質感、そして広告で作るイメージといったものまで含めた
総合評価での勝負なのね。
ご近所の会社だし、ソニーにはがんばってほしい。
そして、アップルを上回る、「あっ」と驚くような突き抜けた機械を
作ってほしいもんだ。
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