2009年11月15日日曜日

Eily K jammy / Unknown


Eily K jammy のパフォーマンスを見に行った。

会場はUPLINK Gallery。



WAPの桐生で見て、気に入ったユニットだ。


始まりを待つ。

わずか十数席のこぢんまりとした会場だ。

19時過ぎ、突如、明かりが消えて、真っ暗の中でパフォーマンスが始まる。

波の音が鳴り始め、人のいる気配がする。

そして、かすかに光る小さな玉を床に置いていく。

瞬くような光で、輪郭がぼんやりとしてくる。
スツールから落ちないようにしっかりと掴みながら見る。

星を作ったり、頃がしたり、なにかメッセージがありそう。

jammyさん達が動くほかは物音はなく、みな息を潜めて見つめている。

膝先に何かが触れるけど、暗闇の中では、それが何かは分からない。

いったい何分くらい経ったんだろう?

時間の感覚が分からなくなる。

そのうちに、右に左にと光る玉が行き交うようになる。
数百はあるだろう。

大波のようなやりとりが終わると、静寂が来た。


ふっと気付くと、明かりが点っている。
皆、床の上を見下ろしている。

背中に気配を感じて振り向くと、そこにいた!

白いレースをベースにした服を着て、神話に出てきそうな
面を頭に乗せている。

もう一人は?と思って前を見ると、正面にある椅子の列の後ろ、
ほの暗いところに、同じく白い服を着て立っている。

ゆっくりと歩き始める。

そして目の前を左から右に、一歩一歩、そうっと歩いて行く。
衣擦れ、裾がたまに触れて転がる音。

右端に行き、二人が並ぶ。

そして二度、丁寧にお辞儀ををしてから、部屋を出て行った。

 
パフォーマンス後の様子。


係の人の案内に従って部屋を出て、ふと奥を見ると、
そこに二人がいた。




今回も、まるで人形のような姿で来客を見送ってくれる。


不思議な世界を作る人だよね~

今後に期待大!なユニットだ。もっと注目されても良いと思う。
がんばって創作を続けてほしいな。
 
 

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