今朝の折り込み広告です。
より広い部屋への住み替えにいいタイミングといっています。
ほんと?

売値と買値の差が小さくなると言っているね。
確かにその通りと言えるけれど、でも、不動産は
個別性も大きいので、希望の物件にそのまま
当てはまるかは、分からないよ。
売り物件は増えてるかもしれないけれど
(そして今夏のボーナス後にはローン返済のために
さらに増えるかもしれないけど)、手持ちの物件が
希望の時期に売れるかどうかは分からない。

長谷工の調査では、持ち家の意向が強く出ているし
適正価格なら買い手があるかもしれない。
売りやすくするために積極的に仲介さんに頼んだり、
資料を整えておいたり、修繕すべき箇所をリスト
アップしておく、なんて売主の努力もあれば、
いつかは売れる。ただ相手があることなので
売買時期はずれることを想定しておかないとね。
チラシには、売買の成約件数も書くべきじゃないかな。
低金利が続くと言っているね。
確かに、これまでは金融緩和策が採られて低金利だった。
でも、今後も低金利のままという理由にはならないよ。

歳出増から国債発行は激増しているし、残高も莫大だ。
これが長期金利の上昇圧力になることは間違いない。
問題は、いつ頃に変わるのか、その時に、借り換えや
利率の変更などの手が打てるのかどうか、だろう。
ローンは便利な商品だけど、使いこなすには、借手の勉強が
不可欠だ。
このチラシの書きぶりはちょっと不誠実だよな~
税制優遇も、控除枠を全て使えるほどのローンが組める人は
実は限られている。
いまの住居に満足して家住できれば、それは幸せなことだけど
必要に応じて買い換えていくのも不動産との付き合い方なので
「拡大買い替え」は良くわかる。
だけど個人にとっては大変な取引なので、もうすこし親切な
書き方にしたほうがいいんじゃないかな、と思った。
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