新宿での野暮用を済ませた後、とくに用事もないので
早稲田の演劇博物館に行ってきた。
日中文化交流「上海演劇の精華」展というのをやっていた。
ひと目で「中華」を分からせる、このデザインのチカラに
いつも驚く。これが4000年の蓄積だろうか?
お、これは!と目を留めて、説明を見てみると
「諸葛亮の衣装」とある。三国志だ。
中国語が分かると面白いんだろうな。
それにしても、演劇に関するものをよく集めたと感心する。
わが国の芝居の歴史(歌舞から現代劇まで)を丁寧に解説
してくれる。何度も足を運びたくなる場所だ。
時間をもてあましていたら、勧められたので、学生さんの
お芝居を見てきた。
小野記念講堂学生演劇企画 第一弾
“
劇団木霊”の「
ステップ」というもので、テーマは「家族の絆」。
舞台のセット、脚本、テンポは良かったよ。
ある駅「?」で電車を待つ主人公の3兄弟。
その前にやってきたのは列車ではなく、魔法のような出来事だった…
気になる物語なんだけど、残念ながら、役者さんのセリフに
力がなかった。
セリフを言って体を動かすことで精一杯なんだろうな。
対話になっていないんだ。
とても立派な劇場だし、ここを活用してどんどんお芝居をして
さらに上手になったらいい。今後に期待しよう。
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