2009年6月21日日曜日

演劇博物館とお芝居


新宿での野暮用を済ませた後、とくに用事もないので
早稲田の演劇博物館に行ってきた。



日中文化交流「上海演劇の精華」展というのをやっていた。

ひと目で「中華」を分からせる、このデザインのチカラに
いつも驚く。これが4000年の蓄積だろうか?

お、これは!と目を留めて、説明を見てみると
「諸葛亮の衣装」とある。三国志だ。
中国語が分かると面白いんだろうな。

それにしても、演劇に関するものをよく集めたと感心する。
わが国の芝居の歴史(歌舞から現代劇まで)を丁寧に解説
してくれる。何度も足を運びたくなる場所だ。


時間をもてあましていたら、勧められたので、学生さんの
お芝居を見てきた。

小野記念講堂学生演劇企画 第一弾
劇団木霊”の「ステップ」というもので、テーマは「家族の絆」。

舞台のセット、脚本、テンポは良かったよ。

ある駅「?」で電車を待つ主人公の3兄弟。
その前にやってきたのは列車ではなく、魔法のような出来事だった…

気になる物語なんだけど、残念ながら、役者さんのセリフに
力がなかった。
セリフを言って体を動かすことで精一杯なんだろうな。
対話になっていないんだ。
とても立派な劇場だし、ここを活用してどんどんお芝居をして
さらに上手になったらいい。今後に期待しよう。
 

0 件のコメント:

コメントを投稿