JDC信託という会社がある。
ここと商売をしたことが無いので詳しいことは知らないが、
顧客から預かった信託財産の一部を借金返済に流用したとして
金融庁から事業停止命令が出た。
JDC信託は映画などの知的財産権の信託事業を手がけている会社で
2004年の信託業法改正を受け、2005年に戦後初めて免許を取得した
ところだ。
コンテンツビジネスの資金調達、財産管理を高度化する仕組みとして
注目されたものだが、実はこれまでも何度か行政処分を受けている。
信託業法の行為準則では「委託者の保護に欠けることのないように
業務を営まなければならない。」とあるのだが、興業の世界には
いい加減さが根強く残っているのだろうか?
金融庁の
発表 関東財務局の
発表 JDC信託の
リリースぼくは人を批判できるような立派な人間ではないけれど
「信託」という事業ほど「約束を守る」という信頼感を
必要とする商売はなく、そしてコンテンツビジネスの
発展にも必要不可欠な仕組みなだけに、この事件は無視
できない。
ファイターズのヒルマン前監督の「シンジラレナーイ」
のようなヤツは大歓迎なんだけどね。
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