2009年3月7日土曜日

どうなる、どうするGM


今日の日経にGMの全面広告が出ていました。
そのコピーは、

 アメリカ国民がCHANGEを選んだように、アメリカ車はいまエコを選んだ。

 「環境」への妥協なき意思が結晶する。

 

前夜に、やっぱり破綻させるか?(同社幹部が連邦破産法
11条に基づく事前調整型の破綻を検討)というニュースが
流れた後だけに、よけいに目立ちました。

芝浦のヤナセではGM車の販売店は閑古鳥が鳴いています。
いるのは警備員だけ。



隣のAudiの店舗では、セールスと話すひとや、
試乗車の説明を受けるひとなど多数の来店客がいて
活気があるのにね。

GMはいまも売上で約19兆円、26万人の従業員がいて、
取引先のディーラーや部品メイカー、広告代理店を
加えれば70万人、さらに年金受給者のOBも含めれば、
120万人が寄りかかって生計を立てているそうです。
その世界最大メイカーのGMが、起死回生の商品として
提案するのが電気自動車の「キャデラック・コンバージ」
(コンセプトカーで鋭意開発中)
オバマ政権のグリーンニューディールと歩調を合わせて
るんですが…

でも、諸元を見てがっかり。


航続距離「64km」!

こんなのでは使い物にならない。
こんな未熟なものをコンセプトカーとするなんて、
大きいだけで開発力がありませんと言ってるのに等しいよ。

自動車メイカーGMの明日はどっちだ?

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