平成21年1月1日時点の公示地価が24日に発表されました。
東京都分は都庁のホームページに掲載されています。
東京都財務局
平成21年地価公示価格(東京都分)は
こちらポイントは、
東京都全域で、住宅地・商業地・準工業地及び
全用途の平均変動率が4年ぶりに下落に転じたこと。
ただ、これは昨年の基準地価でも示されていたことなので、
どれだけ下落しているかに関心が集まっていました。
住宅地では、下落率一位は港区(△14.2%)!、渋谷区、品川区、
目黒区が続きます。下落率が小さいのは足立区と千代田区。
その理由は全く異なるのでしょうけど。
商業地の下落率一位も港区(△13.1%)で、以下品川区、杉並区、
豊島区及び目黒区となります。こちらも足立区は下がっていません。
もともと地価がそんなに高くないし、舎人ライナーの効果もあった
のでしょう。
「
マンション及びオフィス需要の低迷、更に投資環境の変化、
金融情勢の悪化等を背景として、土地に対する需要が減退
している様子が見て取れる。」と都財務局はまとめています。
実際は、もっと下がっているように感じます。
ただ取引そのものが減っているので、下落を示す事例が少ない
ことから、今回の数字になったと思います。
先日会った信託銀行の人が、「いまは取引が無いのでいくら
下げれば適切か分かりません。いうなれば気配値ですね。」と
言っていました。
統計に取引数も加えれば、さらに興味深いことが分かるんじゃ
ないでしょうかね。
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