2010年1月26日火曜日

Insideout/Tokyo Mtg#3


Insideout/Tokyo project の第9回目ミーティングが25日の夜にあった。
ぼくは参加3回目。

ここの打合せは、会議中にPCでメモして、終了後にすぐメールで配信して
くれるから、個人メモが楽ですっごく助かる。スピーディーだし。職場でも見習いたい。




○全体共通

 名刺
  デザイン決定。各自で必要数を作る。


 招聘費用
  往復の交通費+宿泊費+薄謝


 展示イメージ
  ブースは可動式。1m四方程度。
  もっとスリムで収納性があり変化できるものにしたい。
  脚立でも使ってみるか?

  展示には映像を使う。モニター+映像処理PC 10セット。
  調達と、電源確保・配線処理がネックか。
  フォトフレームを使う提案あり。

  別にプロジェクターも用意する。映像作品の上映用。

  ブースは使い捨てにせず、今後のイベントで使えるもの。
  1セット1万円程度で。900mm角、900mm×1800mmがベースか。

  何をどのように展示するか?展示内容との連携が必要。


 交流会(仮称)
  コンロを使う場合に、ガスボンベも予算化が必要。
  そこで調理するか、出来合いのものか?これから比較分析する。
  3331のハード面での制約条件も整理する。
  モコメシさんへの謝礼のあり方も確認が必要。
  でもこの方が来てくれたらとても楽しくなりそう。
  当日の駐車場の必要台数を確認する。

  展示との兼ね合いから、立食パーティー形式か。
  長机を壁に寄せて。テーブルクロスもほしいところ。
  1地域30人程度が目安か。

  展示ブースの紹介は地域リーダーではない。
  地域をPRしてくれる人が適切。東京に居る地方出身の方...

  展示を汚さない配慮と、監視の仕方。
  Cloakを設ける?

  食器、用具の予算化


 展覧会パンフレット
  A5版(A4を折る)の冊子で、32ページ想定。300部。
  台割を見て、社内報を作っている頃を思い出す...
  費用を抑えたいので、上質紙に単色刷り(青?)。
  もとは学校なのだから、いっそのこと「ガリ版」はどう?
  という意見あり。
  印刷の場合、作業に中六日。3/14の開始時期から逆算すると
  2月中に校了する。

  各地域で見開き2ページ。
  取材生地は、各地域担当がテキストで書き、編集担当が修正。
  写真3点(場所、作品など)
  東京で地域を感じる場所、地域に対して熱い思いがある場所
  地域の基本情報なども盛り込みたい。
  物産等の提供については、そのストーリー・個人の声を伝えるぞ。

  ここでつくるものは、Insideout の情報源にもして、
  以後もメンテナンスしていく。

  東京のページは、内容未定だが、来場者のお土産になるものにする。


チラシ
  1ヶ月前(2/14前後)には完成させる。


WEB
  WEBの公開が一番最初になる。
  Insideout/Tokyo projectとは何ぞや?
  これを再整理していく。チラシ・パンフレットと連動する。


経理
  予算配分に悩む...

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○各地域について

 地域ごとの進捗に差がある。
 どこと組むかで悩むところ、相手が決まったところ。

 ある地域で活動されている方は、はじめた理由を
 「アートが向こうからやって来た」
 そうだ。おぉ、これはステキだ!

 単独での活動だと、展示をしても集客ができないという
 切羽詰った悩みも聞く。

 日本各地で、いろいろな活動をしている方が居るんだな~
 そして、みんなよく調べてる。
 いくつも新しい名前を聞く。勉強せねば!旅に出ねば!!


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○森さんのはなしから

 東京のアートシーンは「消費」を前提にしている。
 自分のいる身近なところでクリエイティブなことは少ない。
 それを活性化していこう、がアートポイント計画のゴール。
 地域で元気に楽しくやっていこうよ!というのがアートだ。
 そこでは持続可能なことをしたい。
 Insideout/Tokyo projectもその一環で、2点間交流をしよう
 という中村政人のイメージが出発点になっている。

 地方で成功していることを、東京に持ってきてみる。
 それで東京を活性化できるかもしれない。
 そして地方での活動をちゃんと成功事例として評価したい。

 「地方の人+東京に居る地方出身の人+東京の我々」の
 三角関係を作る。

 県人界との違いは何?
 いま地域割りは行政単位をベースにしているけど
 エリア文化=人間のサイズの文化圏と合っていない。
 これをどうする?

 私達はこのプロジェクトで、何を軸として、何を立ち上げようと
 しているんだろう。
 それをもっと議論して、みんなで共有しなければならない。
 今のままでは中村政人に負けちゃうよ!
 目的も何度も確認すること

 このプロジェクトで、各地域のチャーミングな人をつかまえたい。
 そういう人たちとつながりあう事で、もっと面白いsomethingを
 見つけないと!

 地域のキーパーソンを見つけて、自力と他力をMIXすることを
 覚えよう。

 地方では、影響力のある人がいるもの。その人には必ず会って
 話をすること。

 東京で勉強をして、地方に戻ってどうやって活動して行くか?
 その道筋を作っていきたい。

 誰と一緒に組むか?
 プロジェクトの度に判断をすることになる。

 スケール感の合わない人と組むと、プロジェクトは破綻する。

 プロジェクトに巻き込むことで、その人に影響を与える。
 その責任を自覚すること


 リサーチでは、その場で価値判断をしないでニュートラルに
 調査すること。

 私達が見て、元気になれるもの、勇気をもらえるもの。
 その人たちのアクションが、周りにどういう影響を与えているのか?
 何が幸せになり、何が不幸せになっているのか?
 その変化・作用を見る。


 アーティストは常に全力で制作することを考える。
 我々ディレクションをするものは、質を考えなければいけない。
 適正サイズで産んで育てることも大事。
 (アーティストとキュレーターとは綱引きがあるものだ)
 みんなが一杯一杯ではプロジェクト自体が破綻する。


 プロジェクトには適正な手数がある。
 経験を積んでできる事が増えてくると、密度とボリュームが
 増えていく。より丁寧な仕事ができるようになる。
 プロジェクトに携わる限り、暇になることはないよ。


 それで面白いのか?
 入口から考えているようだが、こういう風だと楽しいよね!と
 出口から考える方法もある。

 誰でもできることをしてもつまらない。

 「こんな感じいいよね」の当たりをつけるまでが大変で
 そこまでがんばる事が大切だ。

 Insideout/Tokyo project の名前が大事なのではなく、
 そこに託したい思い、プロジェクトイメージをみんなが体感すること。
 これをみんなで確認していくことが、ワーキング・プログレスの
 醍醐味だ!

 それ何がいいの?
 お互いに掘り込んで、なぜを共有していくように。
 真剣な言葉のやり取りに、恨み辛みはでない。

 「なんとなく」で判断しないこと。



 情報は人からもらうこと。
 メディア化されていない情報をどこまで取れるか?
 それは、自らがした質問にかかっている。

 

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