ポイントカードサービスは消費者とお店とをつなぐ大切なものに
なっていますが、Queen`s 伊勢丹 さんが若干のサービスダウンを
決めたようです。
ポイントを付与して、来店頻度を高めるという、狙いとした
サービス本来の形には近づくのでしょうけど…
10%割引が10%ポイントだと、実質的な割引率は下がってしまいます。
残念な変更です。
ポイントカードは年々増加していますが、消費者保護の制度は
まだ発展途上で、会社が倒産したときとか、ポイント交換率の
不利益変更等に対して整理がついていません。
これを書いていて、昨年、Edyで公共料金が支払えなくなって、
とてもがっかりした事を思い出しました。
そこで昨秋から、経産省が「企業ポイントの法的性質と消費者
保護のあり方に関する研究会」を設けて、こういった問題の対応を
検討してきました。
先月20日にその報告書とガイドラインが公表されています。
→ 経産省サイト報道発表ページ
いますぐ規制強化の考えは無いようですが、ポイント発行企業は
(1)消費者がポイントプログラム内容を網羅的に確認できる仕組み
(2)発行企業による重要事項の積極的な表示・説明
(3)トラブル等への適切な対応
を、共通する基本的な項目として挙げています。
ICカードやお財布ケータイが登場しても、財布のカードはなかなか
減りません。さらに、ポイントをつける会社のことも勉強しなきゃ
いけないとなると、ポイントを活かすって、意外と大変ですね…
やっぱり、この不便の解消には新しい技術とサービス会社の活躍が
必要ですね。
いまNTT Comが携帯電話に各種ポイントカードを集約して管理できる
システム「ぎゃざポ」の開発を進めていて、まず手始めに有楽町の
ビックカメラで実証実験を開始したそうなので、これに期待しよう!
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