2010年4月23日金曜日
みなとタウンフォーラム
19日の夜、第4グループ(産業・国際・文化)の打ち合わせが
区役所5階であった。
このタウンフォーラムは、地域の課題を区民で話し合い、その解決案を
提言としてまとめ、それを次の基本計画に反映させていくのが目的だ。
初回のこの日は、参加者の自己紹介の後、区政の概要説明を聞いた。
このグループの参加者は26人いて、全体的に年齢が高いのが特徴かな。
ぼくより若い人は数えるほどしかいない。
こりゃ、メールやついったーを使った意見交換は難しいかな...
高輪、白金、浜松町、青山、芝、芝浦、港南と区内のあちこちから
集まってきている。ただ台場に住んでいる人はいないようだ。
区役所とのアクセスが悪いからかな。
芝浦アイランドの自治会設立に参画した人がいたり、鉄道会社から
大学に転じて産業振興をテーマにしている人もいたり、メンバーの
多様さには期待できそうな気がする。
半数以上は海外勤務や留学の経験者のようだ(正確に把握してないけど)。
自己紹介の後、企画部員の人から区政の説明があった。
地方自治の基本的な考え方、基礎的自治体(市町村)の役割、
特別区と都の関係、特別区財政調整制度、港区の財政と人口動態、
について説明を受けた。
H22年度予算(歳入)
港 区 1,085億円(税収629億円)
東京都 62,640億円(税収41,514億円)
日本政府 922,992億円(税収373,960億円)
港区は税収の割合が高く、財政力がきわめて強いけど、
昼間人口が90万人にもなるので、行政需要も大きくて
お金を使う場面もたくさんあるのが特徴だ。
それにしても政府予算って、どうやって編んだんだろう?
魔法のようだ...
地方自治の大前提は、地方自治法第一条の二にある
「住民の福祉の増進を図ること」にあるんだけど、
国・県・市町村の役割分担、平たく言えば「誰がやるの?」を把握して
検討しないと、役に立たない結論(いや、それは都や国の仕事だから...)に
なってしまう。
「なんかややこしいな~」という声が上がるけど、
まずは「お勉強」になるのは仕方が無いんだ(>_<)
とくに今後の地域を考えるとき、課題に対する役割を担う人のこと
(公務員・NPO・市民自身)と、どの範囲で考えるのか(大都市制度の
見直しや道州制など)は、必ず議論に入ってくる。
そのため、まず現時点の制度の大枠を知っておく必要があるんだ。
愉快な話にはならないのが残念だけどね~
その後、基本計画の体系についてざっくりとした説明があり
考え方の提案=課題・テーマ設定ののち、解決策を考えようがあった。
次回は5月25日。
基本計画をさらに把握し、4~5の検討テーマを決めることにした。
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