2010年4月28日水曜日
区民アートサポートスタッフ会議
案内状をもらったので、23日金曜日の夜に区役所に行ってきた。
同僚から「ガッツグリルで呑んでいこーぜ!」と誘われたのに
泣く泣く断り、わざわざ会議に出席。平日は真面目なのさ。
これは、地域の文化振興で区民参加の場面を増やすことを目的とした
港区役所の事業だ。
港区&慶應義塾大学アートセンター共催のワークショップを受講した人を
区民アートサポートスタッフとして組織化して、文化活動に充てようという
ものだ。
会議は、地域振興課長の挨拶と、参加者の自己紹介の後に
H21年度の活動報告がふたつあった。
ひとつは、港区文化芸術フェスティバルでオペラ『椿姫』を
公演するまでの活動内容の報告。
区民スタッフは、専門の制作者(港区から委託された会社)と共に、
合唱団の募集、稽古の立会い、広報物の作成、衣装助手、舞台助手を
務めた。手足以上、頭脳未満という感じだけど、初めての試みであり
有意義な活動だったという印象を受けた。
いずれは区民の集まりが主体になり、区役所のソリューションを
一部活用しつつ、オペラを上演するようになったら、すごいな!と
妄想しながら報告を聞いた。
もう一つは、みなとギャラリー関連の活動報告だ。
ギャラリーを結んだ「てくてくツアー」と、バスツアー2回、
ワークショップの実績数件(例:秋山庄太郎写真芸術館と連携して
昨年8月に開催した「フォト575展~親子写真俳句講座~」)
そして、こまごました制作物(でも、このできに一番感心した)。
これは地域で文化活動をする人、作り手と受け手を結ぶ人を
育成する試みでもあるんだけど、まだ区役所主導(地域振興課が
推進エンジンになっている)が実態で、その部分ではちょっと
のんびりしているかな~
それでも文化活動に触れるチャンネルとしていい事業だと思うので
しばらくは区役所が引っ張ることになっても、諦めずに続けてほしい。
区役所の担当課の人たち
ぼく自身は、いまは、より自立しようとする市民活動の現場に
身を置きたいと考えている。その経験が本業にも役立つからね。
だから、区民アートサポートスタッフは軽めに関わるようにして、
3331とT2Sのほうに顔を出すようにしようと思っている。
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