実家に帰ったついでに、久しぶりに行ってきました。
いまは春と秋の週末のみの開館ですので、貴重な機会です。
こどもの日の午後、しかも雨が降っていたからか
来館者はぼく一人でした。
お茶をいただきながら、絵と庭を小一時間ほど見させて
もらいました。
初めて見る作品、久しぶりにあう作品、雨に打たれて
青みが増した庭の木々、ウグイスの声と、とても心地よい
空間です。
ここを訪れたのは数年ぶりになるのですが、気に入った絵は
何度見てもやはりいいものだと、改めて思いました。
「顔」や「舞妓」を久しぶりに見ることが出来ました。
今回の展覧会で、初めて知ったことが二つあります。
ひとつは、正義が写楽の研究家でもあったこと。
恥ずかしながら全く知りませんでした。
写楽の研究をするきっかけから、論文までが紹介されていて
新しい面を知ることが出来ました。
もうひとつは、正義と父が同い年だということ。
今回、はじめて「自画像」が展示されていましたが、
これを結核療養中の正義が書いたときの気持ちや
その時の社会の様子などを想像しながら見ていました。
次回の展覧会は9月にあるそうなので、秋になったら
また訪れてみようと思います。
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