2010年5月1日土曜日

テナントの王者、ユニクロ


新宿髙島屋にユニクロが入ったとうことで、遅ればせながら見てきた。

12階にどーんと店開き。
平日夜だけど、お客さんが入っているね。



店内は開放的で、通路の幅も広くて、買い物しやすい。

これまでも、新宿高島屋の裏側1階に店舗があったけれど
そこは狭く、買い物客同士がぶつかったり、棚の下のほうの商品が
選びづらかったりと、あまり居心地のいい店ではなかった。



だからユニクロとしては、商売繁盛で、かなり満足しているんじゃないかな。


それにしても、髙島屋といえば由緒正しい高級店ってイメージが
あるけど、その最上階にユニクロが入ってくるとはね!



テナント選びの目利きはあるとはいえ、百貨店商売とは場貸しだ。
その場所(店)に来る意味をどう作るか?が勝負の分かれ目になる
高級でいろいろとある、ってだけでは魅力はないってことだ。

では、どうする?

松坂屋銀座店のグッチの跡に「フォーエバー21」が旗艦店を構える
時代だから、消費者の望みは手軽なお買い物にあるんでしょう。

そういや、フォーエバー21の開店時のテープカットの映像をニュースで見た。
おっさんがずらっと並び、女性がひとりだけ端っこにいた。
あれ、松坂屋幹部を正面において、フォーエバーの幹部を端に
立たせたんだろうか?だとすると、まだに意識が切り替わってないね。
テナントが主役なんだから、松坂屋幹部は端っこにいるのが本当じゃない?

髙島屋はお手軽にあわせていくのかな?
薔薇のマークの包装紙に郷愁を覚えるような人をがっかりさせず
そして選別消費の若者にも訴える場所ってどんな姿かな。

その場合、109やルミネとどう住み分けるんだろう?

高島屋の行く末を温かく見守りたいと思います(あ~無責任は気楽だ...)
 

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