2010年5月15日土曜日

政令市


新年度から相模原市が政令市なった。
友だちが相模原市役所にいることもあって素直に喜ばしい。

基礎的自治体をしっかりとするのが地方自治の基本だから
いいことだと感じるんだけど、都道府県の役割ってなんだろう
とも思う。


神奈川県庁の人は大変だろうな。
これまで、何かをにつけ「横浜市と川崎市に聞かないと」と
言っていた。これに相模原市も加わると、県民900万のうち
3市の人口で三分の二になるわけだから、神奈川県庁の調整
はますます手がかかるようになるだろうね。

ちなみに、これで政令市数は19になった。

 1. 大阪市  266万人   11.仙台市   103万人
 2. 名古屋市 225万人   12.千葉市   95万人
 3. 京都市  146万人   13.さいたま市 122万人
 4. 横浜市  367万人   14.静岡市   71万人
 5. 神戸市  158万人   15.堺市    83万人
 6. 北九州市  98万人   16.新潟市   81万人
 7. 札幌市  190万人   17.浜松市   80万人
 8. 川崎市  141万人   18.岡山市   70万人
 9. 福岡市  145万人   19.相模原市  71万人
 10.広島市  117万人

平成の大合併のときに人口要件が70万人になったから
増えたってのもある(どうも百万都市の印象が強いけど)。

政令市になると、都市計画決定ができる。土地区画整理事業や
屋外広告物の事務、国道の管理なども取り仕切ることになる。

もっとも、政令市になったために、線引き(市街化区域と
市街化調整区域に分ける区域区分)の見直しがあり、そのために
固都税が大幅UP(>_<)ってことになり、苦々しく思っている
ヒトも多くいるので難しい。

これからの大都市ってどうあればいいんだろう。
自立した市を都府県あるいは道州が補完するという言葉に
なるんだろうけど、それが何を意味するのかのイメージが
いまは全くわかない。

上下水道、消防、警察、港湾、道路、河川、救急医療、
環境行政なんかは広域自治体が担うのかな。
この疑問のレベルで、行政の素人丸出しがばれちゃうね~
 

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