2009年8月7日金曜日

アメリカン・ハイ


西に旅した折に、滋賀県立美術館まで足を伸ばしてきた。

American High - 20th Century American Art -
「あの頃すべてが輝いていた」 のキャッチコピーが気になったんだ。


いろんな意味に読める、いいコピーじゃないか。

大阪から快速で46分、京都からなら電車で17分、そしてバス10分と、思ったよりアクセスはよかった。
この美術館に来たのは初めてだけど、緑いっぱいの文化ゾーンにあり、久しぶりの晴天ということもあってとても気持ちよかった。





展覧会は、コピーから期待したほどのものではなかったけれど、手ごろな規模で、見やすく分かりやす内容になっている。
抽象表現主義からネオ・ダダ、ポップ・アート、そしてミニマル・アートを時代順に分かりやすく展示してあって、自分の中で整理しやすい。

着いたとき、ちょうどボランティアスタッフの展示説明が始まる時間だったので、聞いてみた。
20世紀のアメリカ美術の解説を、シニア世代の気のいい関西人のおっちゃんがするなんて、なんかおかしくてよかった。

 

 

 


とくに気に入ったのは
 『旗』 ジャスパー・ジョーンズ
 『アクシデント』 ロバート・ラウシェンバーグ
 『自画像』 ジム・ダイン
 『日本風の橋のある睡蓮』 ロイ・リキテンスタイン


もう少し作品数があればもっとよかった、が感想です。


ついでに(失礼!)常設展も見てきた。
こちらには、日本の現代アートの作品がある。

美術館の普及教育の試みである「アートゲーム」もあって、
これには興味を覚えた。

 

 


半券
 

港南3丁目合同まつり



案内のポスターが掲示されていた。

9月5日土曜日の午後、港南三丁目公園で。
(ここ、ママさん公園って別名があるんだね)

去年は時間が合わなくてちょっと覘いただけだった。
今年はちゃんと参加したいな(^^)




2009年8月6日木曜日

水没する道、陥没する道


関東地方整備局が、ゲリラ豪雨など短時間の集中豪雨で
水没する恐れがある合計786カ所のアンダーパスを示した
道路冠水個所マップ」を公開した。

 

抽出したアンダーパスは、集中豪雨によって排水ポンプの
能力を超えた場合などに冠水する恐れがあるらしい。
ただ、ふつうの雨なら、通行に支障はないとしている。
(そりゃ、そうでしょう)

資料によると芝浦・港南の近くでは

 芝1丁目の港区立障害者センター南側
 高輪2丁目のJR高輪架道橋下(お化けトンネル)
 北品川1丁目の八ツ山アンダーパス
 大崎1丁目(百反隋道)

が、あります。

 関東地方整備局の発表
  関東地域の道路冠水による事故の防止について



もうひとつ。
5日発表の「国道15号 北品川1丁目での空洞調査について」で
地中レーダー探査等によって、新八ッ山橋の先あたりに空洞がある
ことが分かった! (*_*; WOW

 

路面からの深さ35~40cmの所に空洞があって
およそ縦1.6m×横1.6m×厚さ42~47cmの大きさ。
縦方向には、さらに薄い広がりも確認された。
直ちに路面陥没につながるとは思わないと書かれているけど
早く埋めて補修してほしいぞ。

この頃は、老朽化した下水道や上水道の管渠が壊れて、
それで道が陥没することも増えたし、道路を行くにも
油断できない時代になったもんだ。
 

スポーツセンターが便利


日曜日の夜、スポーツセンターまで車で行った。
とてもありがたいことに、駐車場も無料になるのね。



雨が嫌だから車で行って温水プールで泳ぐってエコではないけれど、
こういう快適さって手放しにくいんだよねえ…
  

マンモスの肉


マンモスの肉が五反田のファミマで売られていた。。

マンモスの肉ってゆーと、
骨を持ってガブッ!のあれだよね。

少し前に、ネット通販で話題になっていたやつとはまた別物のようだ。

「マンモスがまずいわけないじゃん」ってPOPにあるけどほんとか?

よく見ると、東ハトのスナックだ。
手に取る人はいないようだけど、売れるかな…
 

CAMAMOTO に魅力ある?


4日夜、TWS-Gathering CAMAMOTO - between navels - に行ってきた。
場所はトーキョーワンダーサイト渋谷にあるカフェ「kurage」。
(渋谷の勤労福祉会館といったほうが年嵩の人には分かり易いね)



 現在TWS青山:クリエーター・イン・レジデンスに滞在中の
 ズオン・カム・ホアンと山本高之によって結成されたユニット
 「CAMAMOTO」によるライブパフォーマンスを、TWS渋谷
 アートカフェkurageにて行います。
 二人の息の合ったパフォーマンスをぜひお見逃しなく!

というコピーに惹かれて行ってみたんだけど…

ぜんぜん分かんない (-_-;)
何がいいの?

ひとり作家としては面白いのかもしれないけど
残念ながらぼくには魅力が無かった。

まあ「よく分からん」体験も、ひとつのいい経験なんだけどね。
 

2009年8月5日水曜日

迎賓館を参観


「迎賓館 赤坂離宮」を参観してきましたよ。
4年ぶりの一般公開ということで、5月に応募の葉書を出したら
当たったんだ。ラッキーでした(^^)

迎賓館は、明治42年(1909年)に東宮御所として建設されたもので
日本では唯一のネオ・バロック様式の建築物だそうです。

それを平成18年から約3年かけて大規模修繕して、今年4月から再び
使用するようになったので、新装直後のきらびやかな建物を見学できた。


入口は正面ではなく、西門から。

セキュリティは厳しくて、身分証明書を提示したうえ、手荷物検査、金属探知機によるチェックの後、受付で受け取ったバッジを胸につけて、いよいよ館内へ。



今回公開されたのは、「彩鸞(さいらん)の間」「花鳥の間」
「中央階段・2階大ホール」「朝日の間」「羽衣の間」
という名の部屋。
ここを音声案内やボランテイアの方の説明を受けながら見て回ります。

修繕・改修が済んだばかりなので、壁は真っ白だし、金箔は鮮やかに
輝いているし、銅の雨樋にも曇りが無く建物全体がとても明るい。

この建物は、明治人がフランスを真似しただけさ、なんてとんでもない。

床はイタリア産、また円柱はノルウェー産の大理石を使い、
シャンデリアはフランス製、それに西陣の金華山織の織物、
七宝焼きを使った壁面の装飾、燭台やマントルピースまで
当時、日本の国力と工芸技術の粋を集めて仕上げたことが分かる。
ベルサイユ宮殿より小さいけれど、技術の水準はずっと
上回っている
、とボランティアのガイドさんが教えてくれた。

見学の様子(彩鸞の間)

これ気に入った

このガイドさん達が、楽しそうにしているのがまた良いんだ。
合間を見つけてはお互いに知識を交換していて、ああこの
建物が好きなんだなあと感じた。

各部屋は、それぞれ使用目的とテーマが与えられている。
室内の装飾様式も、フランスを手本にしているんだけど
16世紀から19世紀までの幅広い時代を参照していることから
その変化が大きくて、部屋に入るたびに驚かされる。

各部屋には、名前の由来でもある天井に描かれた大絵画が
あって、これはフランスに特注されたもの。
(建物全体の設計や工芸品や装飾の統括は日本人)
これがまた豪華なんだな。彩鸞の間と朝日の間は勇ましく、
羽衣の間は優しく。各部屋のテーマに合わせて描かれている。

それでも、迎賓館になる前は、ものすごく劣化していたそうで
いま美しいのは、すべて修繕の努力によるものだそうだ。
目立たないことだけど、修復技術の発表会でもあるのね。

特に素晴らしいと教えられたのは「花鳥の間」の壁を飾る
楕円形の七宝。
下絵を日本画家の渡辺省亭が描き(これがまた独自の手法)、
明治期の七宝焼の涛川惣助が焼いた「七宝花鳥図三十額」と
いうもので、細かい線、微妙な色彩は絵筆で描いたと思うくらい
綺麗で鮮やか。

それと驚くのは、「羽衣の間」の3基のシャンデリア。
迎賓館で最も豪華なもので、およそ7,000個の部品で
組み上げられていて、高さは3m、重さは800㎏。
これは世界一のシャンデリアとのことです。
このシャンデリアは天井裏で太い鉄柱で支えられていて、
建物全体ががっちり作られていることもあり、関東大震災でも
びくともしなかったそうだ。
そういえば、館内ではセミの声はまったく聞こえなかったな。

ここは大正天皇のために作られた建物だけど、豪奢すぎるとして
ほとんど使用しなかったそうだ。
昭和天皇も同じ理由で、居住したのはごく短期間のみとのこと。
時の政府が国力を示威する意図もあって作った建物であり
当然に東宮が住まうものとしていただろうに、それを断った
という話は、なんだか天皇の人間性が垣間見えて興味深く思った。





建物内を見た後は庭に出ましたが、館内撮影ができなかっただけに、
見学者の皆さんは庭から建物の撮影に奔走してた。気持ちは分かる。


迎賓館の一般参観は、国賓が来ない夏のこの時期にあるそうです。
来年は、京都御所の見学に申し込んでみようかな。
 

それってゴミ?


講演の後、早速見に行った。

それってゴミ? ~境界に漂うアート。そして社会に漂うゴミたち。~
という展覧会名で、場所は国連大学1階の地球環境パートナーシッププラザ
(GEIC)ギャラリースペース。タイトルも会場名も長い。

 
ぬいぐるみの山が表からも見えて目を引く。

 
淀川テクニック謹製の花輪が迎えてくれる。

 
)淀川テクニックの作品





 

 

  藤さんの作品解説
 


海岸汚染や世界全体での大量消費(廃棄)に対して
意識化を促すというテーマに適った展示だと思う。
無自覚であった問題を意識させるだけでなく、
藤さんの作品のように、それへの対応方法の示唆が
あるのがとてもよかった。





出展しているアーティスト
 藤 浩志
 淀川テクニック
 サムエン・プー&ソポン・ペー(カンボジア)
 全国各地のサーファー(吉川祐二さんの呼び掛け)
 大巻伸嗣(リサーチ記録の展示)
 ヴィック・ムニーズ&筑波大学付属小学校4年生(記録の展示)
 
  

東京トンテキに行ってみた


日曜日の昼下がり、腹ペコになって、ガッツリ食べたいぜと思い
東京トンテキにGo!してきた。
ランチタイムのピークを過ぎていたので落ち着いて食事ができた。



トンテキとは、ぶ厚い豚肉のステーキのこと。
これににんにくを利かせたソースがかかっている。
味付けは濃い目。
見た目からイメージする味と、実際の料理とのギャップはないよ。

ぼくは大トンテキ定食、連れはトンバーグ定食をオーダー。
トンバーグのほうが調理時間が数分多くかかるようだけど、
サーブする時間を合わせてくれた。こういう心遣いは嬉しいね。

トンテキ定食は量によって三種類あって、大トンテキ定食は真ん中、
豚肉250gのボリューム。ちなみに特大は500g。そんなには喰えん…

 
登場! 左がトンテキ定食、右がトンバーグ定食

鉄板の上に肉厚の肉汁あふれる豚ステーキを付け合せのキャベツが支え、
その両脇をご飯とお味噌汁が固めてて、見事なフォーメーションになっている。

さすが「NOT ダイエット BUT 疲労回復」がモットーのお店だけのことはある。

お腹いっぱい、食後はぐっと元気になりますね。


 
こういうのもあるんだね。次に来た時に試してみよう。

おや、スタッフのブログもあるんだ。へぇ!
 

鴨にトンボ


この春は、鴨の親子が数組生まれました。
順調に育っているようです。



日曜日の午後、新港南橋の欄干から観察してたら、
トンボが飛んでいるのに気づきました。
え、ここにトンボなんていたっけ?
しかも何匹もいる。へぇ!



動物って、見ていて飽きないよな~
 

2009年8月4日火曜日

アートと環境との対話


金曜日の夜にアートと環境との対話という講演に行ってきた。
トーキョーワンダーサイト主催で、会場は国連大学。
初めて中に入った(^_^)v

講演は2部構成で、前半は専門家の講演、後半はアーティストたちの活動報告。

細田さんは「グッズとバッズ」というお題での話。
続いて武内さんは「漂流ゴミと循環型社会」というお題。


二人の話で環境問題とアートとの接点を考えた後、アーティストたちの話になった。


藤 浩志
 面白い連鎖をどうやったら作れるか、とうい問題意識が興味深い。
 108分別とか、いらなくなったおもちゃを交換する「Kaekkoシステム」の
 開発の話とかもっと聞いてみたいと思った。設定時間が短すぎか?
 活動を作っていく仕組み、かかわり方のデザイン・可視化という
 課題感は、さまざまな分野の活動で共通するね。

淀川テクニック
 淀川に落ちているゴミで作品を作るアートユニット。
 淀川のうちで、ものすごく汚い場所、見たくない場所、
 捨ててしまいたい場所に「こんだけ汚いと何か生まれて
 くるんじゃね」と自ら入り込んでいって、作品を作って
 いくというのが面白い。
 「ごみが捨てられてる淀川」を浮かび上がらせているので
 単なるジャンクアートとは訴える力が違う。
 なにより表現が面白くて楽しいのがいい。

 

 

これまでの作品を紹介するスライド。

淀川で見つけたのごみをパックしたり(バッズからグッズに転換!)、魚のインスタレーションを作ったり。
彼らのプレゼンテーションがいちばん良かった。内容があり、聞き取りやすく、面白く、時間内に完結した。


西村徳行
 筑波大学附属小学校教諭で図工の先生。アーティストを招いて
 ごみ素材とした授業の事例紹介をしてくれた。
 「子供は情報をよく知っているが、実感はない。問題を問題として
 浮かび上がらせる、自分にかかわりのあることとして、問題に働き
 かける力をつけさせたい」

吉川祐二
 人の手が入っていないビーチは、ごみが溢れている。
 ビーチに来た人が捨てるだけでなく、漂流ごみがたくさんあって、
 毎日掃除していてもなくならない。
 毎日海に入る人らしい言葉だった。

Chris Wainwrite
 アーティストと科学者との対話と、多分野の人たちがひとつのテーマに
 ついて考察する時の関わりと発展性についての話が興味深かった。

高谷史郎
 art and science に興味を持って取り組んできた人。
 北極の氷(アイスコア)は木の年輪のように太古からの空気をその中に
 封じ込めている。それをアイスコア・インスタレーションとして、
 モニターに映し出している。青白く映し出されているコアは、
 数十億年の時の堆積を示していてロマンを感じさせると同時に、
 極めて科学的な表現でもある。
 科学者が、アイスコアを掘り進めて地球の姿を知り、気候変動を考えていく
 必要性を30年も前から気づいて調べてきたのに、今現在もまだ社会が
 変わっていないことに恐ろしさを感じると言っていた。

大巻伸嗣
 モノ(作品)を作れば作るほどごみが出る。
 意識の問題からアートを立ち上げてみたとして、廃棄物埋立処分場や
 縄文時代のゴミ捨て場である大森貝塚の話、「ごみとは何か」という
 問いかけを起点に、参加者と意見を交換しながらコトを起こしていく
 「Garbage Project」の話。
 一人の人間が持つ意識が大事、見えていないことを発掘させていく、
 気づくことの大切さを訴えていた。

津村耕佑
 10頭身のモデルを美の基準にすることの違和感から、「FINAL HOME」に
 至る話をしてくれた。内容は面白いが聞き取りにくかった。


結びに、武内さんが「新鮮な刺激を受けた。(このような建物内の
講演ではなく)現場でのコラボレーションをしたい。
世の中を変えるために。
ついついわれわれは(学者は正確性を期すために)説教くさくなる
悪い癖がある。それでは市民にすとんと落ちない。
それを変えものが科学とアートのコラボレート。」と話していた。

大量の資料。ごみにしないように…

アートの表現は「世界観には幅がある」ことを前提にしてるので、
逆に多くの人に問題を気づかせるたり、興味や関心を増幅させる
ことができるんだろう。

それにしても、面白い人が集まりすぎたね。
各自が活動報告をするだけで予定時間をオーバーしてしまい、
楽しみにしていた討論が無かったのがとても残念。
また、続きを(今度は街に出て)やってくれないかな。