ことしもWビルは、緑のカーテンを作るようだ。
ゴーヤの若い苗はかわいらしいもんだな。
ここに作っても冷房負荷は減らないだろうけど
見た目に涼しげでいいよね。
2010年5月11日火曜日
2010年2月12日金曜日
水と食糧の問題で考えた
先日、水と食糧をテーマにした社内の勉強会に参加してきた。
講師は佐久間智子さん。
人間が生きていくうえで欠かせない水資源と食糧生産に、世界的な視野で
みた場合に、どのような問題があるのかという視点での話しになった。
【水】
・良質な水の減少
工業・生活排水で汚染。農業生産での汚染が深刻。
水に溶け出す抗生物質の7割超は畜産が原因。
水の循環のうち、25%超を人類の活動で使用
「森は水資源の肺、沼・湿地は水資源の腎臓」
それが失われつつある。
・気候変動、砂漠化
都市化の進展で陸での蒸発量・保水量が減少。
それで水循環が狂い、内陸部の砂漠化が加速
・水へのアクセスの不平等
水資源の偏在(カナダ、ロシア、ブラジルに注目集まる)
貧困から上下水道のインフラ整備ができない。
→水の商品化 例:水利権を売買可能にしたオーストラリア
解決策としての論争
企業アジェンダ:水源開発、水の移動、海水淡水化(新技術)、民営化
市民アジェンダ:節水、水源涵養、廉価な貯水、浄水技術の普及、
貧困撲滅
水利用の実態
1900年から2000年までに人口3倍、水使用7倍
そのうち、農業利用70%、工業20%、のこりが生活用水
食料生産と水
1kgの生産当たりトウモロコシ水1900L、米3600Lの水。
鶏肉1kgは穀物3~4kgと水4500L、
牛肉1kgは穀物7~11kgと水20000Lを使う。
穀物生産だけなら、全人類を十二分に満たすだけの
量が得られる。
しかし、畜産飼料やバイオエタノールとして使われる
ことから、先進国と途上国の1人あたりの穀物消費量に
2~3倍の差が出ている。
世界の食肉消費、一人当たりの年間食肉消費量kg
アメリカ121、EU86、中国60(急伸!)、日本46、インド5
集中しすぎる都市のあり方そのものの見直しが必要ではないか。
我々は、どんな水資源に頼っているか?
その水資源が、自然な状態で何人を養えるか?
都市を分散化させること、
水を使いすぎない生活の方法を考えること、
自然の保水力を活用することが、必要だ。
【質疑】
Q
農業の節水とは具体的に何があるのか?
海水淡水化の具体的な問題は?
A
農業の節水は、スポットで給水する方式。
全面に散水するとほとんど蒸発するので、
国連などでも推奨している。また、ハイブリッド種子など、
その気候に適した作物を使用せず、乾燥に弱い作物(商品作物)を
栽培している問題などがある。
海水を淡水化することに、多量のエネルギーが必要(温暖化要因)
そして設備から排水される汚水により、海水の濃縮(有害物質含め)と
イオンバランスの崩れを危惧する。
この話を聞いた膜メーカの人が激怒した。潜ってみたのか?と。
Q
水汚染源として農業の問題とは?
A
農薬、化学肥料の水域への流出。し尿を畑にまいている。
化石燃料も多く使用する。
Q
国際化、アジアの水問題とは?
A
民営化が問題。特にもともとイギリスの水企業だったテムズウォータが
ずさんな管理と本社社員の高給、株主配当などで料金を上げている。
アジアでは、もともと不法使用への対応や使用権利の関係、旧式な設備
での浄水といった難しさがあって、事情を知る現地の公務員のほうが、
よく理解してやっていたが、外資に変えためそのノウハウが失われた。
Q
穴を掘るなど、簡易な水涵養の手法を説明されたが、農業の水使用と
何が違うのか?
A
穴を掘って、雨水などをためるのは、まず、蒸発の量が違う。
必要な時に、飲料ができ、また、地下水涵養にもなる。
Q
浄水場の急速ろ過がだめで緩速ろ過がいいとおっしゃっているが
難分解性有機物の処理、流量調整、維持管理のノウハウの点で、
すべての現場に置き換えて使用することはできないと思いますが。
A
(都をはじめとする)水道事業の専門家から話をもっと聞く必要が
あると思う。
ただし、欧米で緩速ろ過の事例を多数見ており、可能だと思う。
専門技術にかかわる厳しい質問で、明確はお答えはなかった。
Q
水道は民営化が駄目との指摘だが、電気やガスは民間企業だ。
A
日本の公営企業のスタンスと、米国の送電事業者のスタンスの違い
を話してくれたものの、この辺も明確はお答えはなかった。
日本は、企業人としては商道徳を守る人が多いが、市民運動は弱い。
欧米では、企業人は利益追求が至上命題で、そのカウンターとして
市民運動が発達している、との指摘は興味深かった。
【食料】
「食べ方」を変えることにインパクトがある。
農業・畜産の温暖化への影響は大きく、自動車交通を半分に
するよりも、肉食を半分にするほうが効果がある。
天水でできなくなった農業
自然のキャパシティにあった農と食を考える必要がある。
大規模な商品作物(遠くに輸出する農業)栽培と、
途上国支援が結びついている。
この構造を解きほぐすのが難しい。
そのため、貧困解消→インフラ整備と教育の充実→良質な農業
の循環に持っていきづらい。
都市部の貧困がスラムを作る。
スラムは土地使用の法的な根拠なく、そのため(不法占有状態の
土地に対して)公共はインフラ整備を行わない。
スラムを強権的に排除することがスタートになるが、
そのときに貧民をどうするか?
穀物生産が重要。
地上の農地は、全人口で割ると約2反(20a)の広さがあり、
そこで一人当たり300kgもの穀物が作れる。
現実は、途上国は穀物輸入が多く、その供給源は先進国。
作り方の問題
近代農業は、水の過剰消費と農薬・科学肥料による水の汚染の
問題がある。
手をかけることで、近代農業と同レベルの生産性をだす方法も
できている。
中国のファクターはやはり大きい。
【質疑】
Q
この問題は、人間のサイズで社会を捉えなおすことが必要になるが、
一方で多くの人の生活を維持するには都市のシステムは不可欠だ。
解決のイメージはおありか?
A
食農教育だ。
私達は、何を頂いて生きているのか?
田んぼの中に入ったりすると、気付くことは多い。
都市にいながら農に触れることは、個々人の危機管理にも
なるはずだ。
東京の中でも分散を考えてもよいのではないか。
多摩地域や、埼玉、千葉、神奈川に分散することは可能だろう。
→人口減少・高齢化により、社会的な投資余力は減っていく。
既存の社会インフラを更新するのも無理になるかもしれす、
ある範囲の外側は、数十年後に切り離されるかもしれない。
その現実と分散化のイメージをどう結び合わせるか?
Q
リカードの比較優位ではないが、自由貿易のメリットもあるはずだ。
A
もともと先進国のある温帯は穀物生産に適していて、
途上国が多い地域は、エキゾチックな果物やコーヒーといった
商品作物に適している。
この商品作物の作り手は現地の人だが、外国資本が入っている。
この構造にすることを途上国支援の条件にしていたこともあり
現実は、教科書的な自由貿易になっていない。
そして現実に農業が外貨獲得手段になってしまっている。
身近な自然資源で持続的農業をすることに、どう転換していくか?
豊かな国が水と食糧を過剰に消費し、その食糧生産の方法は、
20世紀のオールドカルチャーのまま。
これを何も変えずに、このまま中国がもっと豊かになって
消費をもっと増やしたらどうなるか?
続けられない文明構造になっているという佐久間さんの指摘は
正しいと思う。
人の欲求を満たす方法はどんなものがあるのか。
貨幣経済、資本主義、競争という道具は、もっと使い方の可能性が
あるのではないか?
いま、それを個人としても社会としても探ることは、大切なことだと思う。
この(↑)あたりで、自分の本業+Insideoutと水・食問題が
リンクしているな。
2009年12月30日水曜日
2009年12月15日火曜日
エコプロダクツ2009
土曜日に行ってきました。久しぶりの展示会だ。
ビッグサイトは広くて、見て回るだけでも疲れるけれど
興味深いものがいくつもあった。
「環境」は今後の商売において外せない要素になってると感じた。


コマツの農機具や、日野のトラックもハイブリッド!
会場には電気自動車の展示もあった。
プラグインハイブリッドって、マンション住まいだと、
どうやって充電するんだろう?コンセントないけど...

大きな会社のブースでは、クイズ形式やワークショップ形式で
子供も老人も楽しめるようにしている。

今年の目玉は太陽電池!

会場の一角では蜜蝋も売っている。
学生の作った野菜があったり、古着の交換会があったり
大豆の繊維で作ったネクタイが売られていたり、
大企業のブース以外にも見所がたくさんあった。

LEDをつかったものから、照明器具につける胡散臭い銀紙まで
照明関係の提案は数多くあった。

冷陰極蛍光ランプでつくった40W管が興味深かった。
既存の器具につけられるのがいい。
ただし「安定器の回路は切ってください」って、
それだとちょっと手間(と交換賃)がかかるな。
40W管が@300~400円くらい(交換賃は別)に対して
@7,500もいい値段だ。
でも、Hfでも器具は新調になるし、お金を掛けずに
CO2対策をしなけれりゃならないとなると、冷陰極管も
意外と出番が多くなるかも知れないな、と思った。
2009年10月21日水曜日
リユース食器
2009年10月18日日曜日
リサイクルの努力
2009年9月15日火曜日
電球型LEDを試す

左から白熱球、蛍光灯、電球型LED
シャープが満を持して投入した電球型LEDです。
3,980円(ポイント10%) 高!
ですが、白熱球40個分とすると、コストはほぼ同じ。
そして電気代は格段に安くなるので、4万時間!の
ライフサイクルで見ればコストはぐっと下がる。
電球を使うスタンドにつけてみた。
白熱球に比べて重いので、バランスが悪くなった。
もう少し丈夫でデザインのよいスタンドに変えようかな。
それにしても4万時間って…
1日4時間使ったとして、40,000H÷(4H×365日)=27.3年
これじゃまるで耐久消費財だ。
マンションの共用廊下のように24時間点灯の場合でも4.56年もつ。
球交換の手間がぐっとらくになるな。
さて、点けてみましょう。
電球型蛍光灯の場合
LEDの場合色味や感覚はだいぶ違うけど、使い勝手はいい。
目にかかる負担も他の種類の明かりと変わらない。
熱を帯びないので、夏場にはとくにいいな。

シャープと東芝ライテックが4,000円を切る価格で
勝負をかけようとしている。
イニシャルコストがかかるけど、長~く使う場所なら
これに変える価値はあると感じた。
日本にある電球ソケットの数はそんなに増えたりしないだろうから、壮大ないす取りゲームが始まった感じだな。
8月4日、日経にシャープの全面広告が載っていた。

9月14日、今度は日経にパナソニックの全面広告があった。
2009年9月14日月曜日
店内照明がLEDだ
2009年9月9日水曜日
環境確保条例第117条
条例の定めで、ある土地の土壌汚染調査をすることになった。
これまでに聞いている履歴や古い地図を見る限り、幸いなことに
汚染の危険性は低いと考えられる。
例えば、ず~っと畑で、今は宅地(戸建住宅)なんて場所だと
まあ恐れは低い。反対に工場や操車場なんかがあると、もう、
ほぼ確実に汚染物質が見つかる。
そこで、その履歴を調べ、問題がなさそうなことを確認して、
「履歴調査報告書」を環境局に提出することで調査完了、という
方針を立てた。
まずは地歴調査の一環で登記所へ。
昔の所有者を調べるため、閉鎖登記簿も求めることになる。
いまの登記簿ならコンピュータ化されていることもあって
すぐに出てくるんだけど、閉鎖登記簿は係の人がコピーを
とるので時間がかかる。

5分くらいでまず今の登記簿と公図の写しがもらえる。
その後、20分程度で閉鎖登記簿が出てきた。
思ったより待ち時間が短くて嬉しい(^^)
…が、昭和19年以前の動きが良く分からない。
(判読しづらいということもあるので、困る)
仕方が無いので、旧土地台帳を探してきてもらう。
10分程度待って、台帳を見せてもらう。
ページを繰っていくと...やはりよく分からない点が残るが
概ね満足できる結果。

地歴調査には旧土地台帳も役に立つ。
台帳そのものを閲覧できるから、近隣の過去も知ることが出来る。
今日の調査はここまで。あとは事務所で調査報告書を下書きし、
窓口で相談することにする。
調査方針通りに進めばいいけど、窓口で新たな事実が分かるかも
しれない。
なにせ土地という奴は、地下に何かが埋まっていても少しも
不思議じゃない、と思えるくらいに、全く油断がならないんだ。
登記所の人から聞いたけど、16時以降は勤務シフトの都合で
窓口から人が減る。でも来客は減らない。
つまり、待ち時間が長くなりやすいので、夕方を避けたほうが
いいらしい。参考にしよう。
2009年8月22日土曜日
打ち水
2009年8月10日月曜日
これがエコカー
日産が「リーフ」を発表して電気自動車に注目が集まってきた。

7日、新宿西口では東電と東京ガスのエコカーが展示されていた。
東京ガスの水素自動車(ダイムラーAG製)
東電の電気自動車(富士重工業製)
エンジン(?)ルームはすっきり。家庭用電源でも充電できるなら便利だよな~
ガソリンスタンドに行かなくてすむし、バッテリ上がりもなさそうだ。
実物を見ると、なんだか普及するのも早そうな気がしてくる。
近い将来には、街中は電気自動車をシェアして、長距離ドライブには
ハイブリッドカーを使う、なんてライフスタイルになるかもしれないね。
そのとき、マンションのタワーパーキングってどうなるんだろう?
電気自動車に対応する改修ってできるのかな。ちょっと気になる。
2009年7月31日金曜日
2009年7月18日土曜日
Wビルの緑化(つづき)
Wビルの入り口近くで、プランターとネットでつる草の
カーテンを作ろうとしています。
先月初め頃はひょろひょろだったこのつる草が、いまは
どんどん、どんどん生長しています。花までつけてます。

7月11日撮影
この調子だと、月末には立派な日陰ができそうですな。
2009年7月3日金曜日
2009年7月2日木曜日
ソニー本社、グリーン電力購入
1日のプレスリリースによると、ソニーシティビルの使用電力約50%を
「グリーン化」するそうです。
ソニー プレスリリース
都下水道局 森ヶ崎水再生センターのバイオマス発電で得られた電力を
充てることで、温室効果ガス削減効果は年間約6,800トンとなる見込み
とのこと。ほぅ!

ソニーシティ と 森ヶ崎水再生センター
下水処理過程で発生するメタンガスを燃料にして発電しているのです。
このシステム(発電設備の設置と運営)はPFIによって作られていて
これは下水道事業として国内初だって。ほぅほぅ!
下水汚泥由来のメタンガスは広い意味で「太陽エネルギーを貯えた
様々な有機物」が原料。つまり、葉緑素を持つ生物が、光合成で
太陽エネルギーを有機物として体内に蓄えものを、ヒト等が食べて、
そして循環したもの。
これを発酵させメタンガスを取り出し、燃やして発電する。
だから、実質的なCO2排出量がゼロになる、というものだ。
下水処理って膨大な電力を使用している。(上水も電力を使っている)
なので、その仕組みの中から、エネルギーを取り出すなんて面白い。
価格については触れられていないが、おそらく買電価格と大きな違いは
ないんだろう(業績の苦しいソニーが大々的に買うくらいだからね)
下水にはいろいろなものが溶け込んでいる。そこからは、リン・熱・
汚泥(燃料、肥料、ブロック類)・メタンガスが取り出せるし
広い面積の水再生センターを生かして太陽光発電の可能性もある。
日本での、エネルギーに占めるバイオマスのシェアは、まだゼロに近く
その他の自然エネルギー利用もまだ始まったばかり。
芝浦水再生センターはだいぶ古びていて、いずれ更新されるときには
エネルギー・資源プラントになるのかもしれないと思うと、楽しみだ。
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